Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

自転車 WO タイヤの交換

2013-10-31 20:17:45 | 自転車整備 その他 
前回洗車とオイルアップを終わらせた通勤用の自転車 このタイヤが
酷く傷んでいます 今回はその W/O のタイヤを交換します






前回洗車も済ませました この自転車の前輪の
タイヤがご覧の通り、酷い状態です






これに使われているのは W/O 27×1 3/8 と言う
サイズです ブリヂストンのタイヤとチューブを
用意しました






前輪を外します 一般車の前のナットには
14mm のスパナを使います






ハブナットにスパナを掛けナットを緩めます
※正ネジです






ナットは外してしまいます








一般車には色々なステーが一緒に締め込まれています
それをハブシャフトから抜きます






最近の自転車にはこの様な車輪の脱落防止金物が
付いています これも外します ここまでの作業は
反対側もする事は同じです






車輪を外す時にブレーキゴムがタイヤに当るので
ワイヤーを緩めます








このブレーキのワイヤークランプのナットは
10mmのスパナを使います このナットを緩め
ます ※正ネジです






ナットを緩めたらワイヤーを抜きますが 最後まで
抜く必要は有りません ブレーキゴムがタイヤより
広がれば O.K です




これで自転車の前部を持ち上げれば前輪が外れます






ここからタイヤの交換です チューブのバルブを外し
空気を抜きます タイヤレバーを用意しました






タイヤレバーを差し込み タイヤのビートに引っ掛け
レバーを倒します レバーの先をスポークに掛けて
止めておきます






もう一本のタイヤレバーを使い同じ様にタイヤを
外します






タイヤとリムの隙間に指が入る位タイヤが外れたら
そこに指を入れタイヤを外して行きます ただこの時
指先に怪我をしない様、注意が必要です 固いのは
最初だけで直ぐにタイヤは外れますよ






タイヤとチューブをリムから外してしまいます








リムにはフラップが巻いて有ります これも外します
これはリムの内部に出ているニップルでチューブを
傷めない為の物です






タイヤを入れる前にリムの汚れや傷など良く調べて
おきます






新しいフラップをリムに入れます






このフラップはこの様に真っ直ぐ入らない事が
有るので良く確認しましょう 曲がっていれば
確実にリムの中へ収めます






新しいタイヤの片方のビートをリムにハメます






チューブからバルブを全て外します






バルブをリムの穴へ入れます




バルブに虫ゴムを取り付けます タイヤの文字は
バルブの所に持ってくるなど ちょっと拘ってみる
のも良いですね






チューブに空気を入れます チューブにシワが
寄らない程度で良いですよ






タイヤの中にチューブを入れて行きます






チューブが納まればタイヤをリムにハメて行きます
固ければタイヤレバーを使えば良いですよ






タイヤがハマればタイヤをこじてチューブが
タイヤとリムの間に噛んでいないか全周確認します
これはとても大切な作業です 問題が無ければ空気を
張って完了です






ホイールを自転車に装着します 手順は外した時の
逆に進めますので 取り外す時にステーの順番等は
良く覚えておいて下さい






左右のハブナットを締め付ければタイヤ交換は終了です





赤くて小さなつぼみで、引き込まれそうなコントラストですね
自転車のタイヤの空気は面倒でも、適正圧を入れないとタイヤの寿命が短くなります
空気の少ないまま乗っているとタイヤのサイドがひび割れます 一般車でもそのまま
乗って良いのは 2 週間かな・・・ この辺りが限界だと思います

前回の作業 【 自転車のメンテナンス 洗車をします 】

次の作業 【 自転車の ハンドルグリップを交換する 】

コメント
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