Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

自転車の サドルを取り外す

2013-08-04 21:06:39 | わかり易い 自転車整備
前回ハンドルを取り外した謎のピストお買い物仕様車 今回はサドルを
取り外しましょう ここも特に変わった構造では有りません





今回取り外しを行うサドルです これは UNICA ユニカと言うメーカーの
樹脂に革を張った物を使っていますが 一般車や街乗り用の自転車も
基本的には同じ取り付け方がしてあります






サドルの交換や整備をする時は 余程の理由が無ければ
同じポジションにセットしてやるのが無難だと思います
その為に現在の取り付け位置が分る様にしておきましょう






先程の差金(さしがね)や 物差しを使うなどし
サドルの先端位置をトップチューブに印を入れて
おきます




こんな時に私が良く使うのが POSCA ポスカと言う
水性のポスターカラー 用事が終われば拭き取る事も
出来るので色々と使い途が有りますね






ここに高さも書いておきましょう こんな事は自分が
分れば良い事なので 基準など人それぞれが分り易い
様にすれば良いですね




じゃ始めましょう サドルの固定はフレームの
シートラグにシートピンを使う 一番オーソドックスな
形の物です






左側は埋め込み型のメスネジ 右側は六角穴の頭が
使われています このシートピンは色々な物が有り
それに応じた工具を用意します しかし滅多に特殊な
物には出会う事は無いのであまり心配はしないで良いかな






今回のタイプは 5mmのアーレンキーを一本使います
工具をセットし緩めます ※ 正ネジです




なんとか共回りがせずに緩みました このパーツは
左右に工具が使えるタイプの方が安心ですね






ピンが緩めばサドルを外す事は出来ますが 中には窮屈な
物も有りこの様に先の細いドライバーなどで 締め込み部の
隙間を拡げてやれば シートポストにも優しくて良いですよ








サドルを持って左右に回しながら引き抜きます
あまり大きく回すとシートポストの傷も大きく
なるのでゆっくりとやれば良いね






シートポストが徐々に抜けて行きます ここも
組立時にグリスを塗っていたので固着もなく順調です






サドルが外れました 出し入れする時にどうしても
左右に回すので シートポストの傷は有る程度は
仕方が無いです








ハンガー小物を外した時この縦パイプの内部が
かなり錆びていると覚悟していましたが グリスを
塗って有る所はさすがに錆びていません





シートラグにシートステー この辺りは工具を使う事も多いので塗装も良く剥げています
このフレームはオールメッキの上に塗装がして有るので幾分フレームもしっかりしている
のかも分りませんね フレームのメッキ、これは前三角だけで約 30g 重くなるらしいです

前回の作業 【 自転車の ハンドルを外す 】

次の作業 【 自転車 フレームを裸にする 】

コメント
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