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八宝(ばおばお)丼/掛け軸の話

2017年01月03日 | 田舎生活の衣食住
 八宝丼(里芋、ゴボウ、フキ、若竹、干し椎茸、ニンジン、大根、レンコン、蒲鉾、伊達巻き、海老、松竹梅麩、卵)
 酢漬け生姜
 大根サラダ(ナマス“大根、ニンジン”、キャベツ、セロリ)







 お節料理の残り、もしくは食材を細かく切って、何でもかんでもぶち込んで、昆布出汁で味付けして、溶き卵で閉じただけの、「これで良いのか」丼。
 良いの、未だ2日だし、余り台所に立ちたくないし、そもそも和風の味付けに合う物ばかりなので、合わない筈がないという独断!
 夏からずっと食べ続けている、コールスローは、砂糖と酢で漬けているので、やはり同じ味付けのナマスも混ぜても問題無し。あっと言う間に、大根サラダになっちゃったあ。
 予告
 卵の都合で明日も丼物の予定です。「ほかにお菜を拵えたくないんでしょ」。と、ぽこが言っています(嘘だけど)。

 北京から帰国の際に、「もう中国に来ることもあるまい」と、掛け軸を2本買い求めました(直ぐに上海に戻ったけどな)。
 1本は、まあ、印刷の土産物↓。




 多くの図柄があって、その中から気に入った物を選ぶと、軸にしてくれるのだが、ひと目で分かる、「モジリアーニのパクリじゃねーか」。
 図案は、中華風味にしてあるけれど、人物の顔を見れば直ぐに分かる。
 人物の表情と、動物の表情が明らかに違うでしょ? 動物の顔は、パクリ屋のオリジナルなのだろうが、どうせなら、人物に合わせて描けば良いものを…。如何にも中国的なので、「まあ、パクリでも良いか」と、1本購入した次第。
 自分は、「モジリアーニ」と、「ロートレック」が好きで、はるばるパリ、イタリアを訪ったくらいなのです。これ、余談。
 ↓こちらは、小さな掛け軸屋で、ひと目惚れして、即座に衝動買い。



 店に入るや否や、ほかの物には目もくれずに、「これ、ください」と、値段も聞かずに指差していたくらい。
 すると、店主が、「気に入ったのか」。と聞いてきたので、「あい。大変に惹かれました」と、応えると、「それは俺の作品だ」と、店主、大喜びでご機嫌で、ディスカウントしてくれました。小さな作品だけれど、これは、自筆なので、それなりの値段でした。ね、花押(=華押/かおう)も入っているでしょ。
 どちらも、毎年正月の時だけ、出して、玄関と居間に飾っています。

 余談ですが、上海の同僚が、若手作家(画家)の個展を観に行き、大層気に入って画集を買ってきたので、見せてもらったところ、1ページ目でぶっ飛びました。「これ、セザンヌのパクリじゃねーか」。模写にもなっていない、ただのパクリ。これで、画集まで出版できる画家とは…。
 近年世間を騒がしている、中国のパクリ問題ですが、中国には、著作権とか肖像権とか存在しないのです。
 





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