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蘿蔔糕(ろうばっこう)、日清食品の「トムヤムクンヌードル」爆発的に売れたらしいよ

2014年04月23日 | 田舎生活の衣食住
 蘿蔔糕。広東語で、「ろうばっこう」と言います。中国語では、「るー(ろうに近い発音)ばっこう」。大根餅のことです。これ、大好きでねえ、日本では中々本場の独特な匂いと味に出会えません。思うに、日本人好みにアレンジされているのでしょう。
 家で作っても金華ハムが手に入らないので、本場の味には遠いのですが、干しエビとベーコンで近付けています。
 今回は、そんな贅沢はなしで、大根のみ。それでも十分。

 おろし金ですりおろす方法と、千切りを一度電子レンジでチンする方法がありますが、我が家は、シリシリ器(沖縄で購入。千切りよりも細かい)でおろしてそのまま使用します。
 黒胡椒の粒が、大根をシラスに見せています(笑)。






 上新粉を繋ぎにして、電子レンジへ。





 固まったら。切り分けて、胡麻油で焼きます。





 軟らかかったため(固さの調節が難しい)、片栗粉を表面にまぶして焼きました。





 おにぎりも作り置き。

 



 ランチ。ビンチョウ鮪(まぐろ)の香味焼きが、めっぽうかい美味しかった。





 大根餅の思い出。主に飲茶のメニューですが、ローカルの店で食べられます。店によって、器に入れて蒸しただけの物や、四角く切り分け胡麻油で焼いた物など様々ですが、どれも美味しい。
 タイでは、中々出会えず(中華街で探せばあったかと思いますが、何せ我が生活圏からは遠く、暑さも相まって中々行けませんでした)、食べたいとこぼしたところ、華僑の同僚が、お母様手作りの蘿蔔糕を時折ごちそうしてくれました。
 もう、十数年も前のことで、生涯で相見える事もないと思うと、国籍の年齢も、言葉も違う人々との日常が不思議に感じます。同時に、今現在、田舎に落ち着いてみると、これまで多くの出会いと別れがありました。
 皆、それぞれの人生を送られていることでしょう。
 真面目な話をしますと、私は。「人に執着しない」と言われたことがあります。言われてみればそうなのかも知れませんが、縁のある方とは、無理に連絡を取り合ったり、友だちだよねなどと確認するようなことをしなくても、例え離れていても自然に引き寄せられる時があると思っているからです。
 同時に、人生の折り返しを済ませ、登山なら下り坂に入った現在、できれば、一歩一歩ゆっくりと下りたい。田舎で暮らし始め、丸6年が過ぎました。出会いも別れもなく、同じような日常の繰り返しですが、それが苦痛でないのは、これまでの多くの経験、蓄積があるからでしょう。何も目新しいことのない幸せもあるのです。

 今知りました。先日絶賛した「日清食品」の「トムヤムクンヌードル」が、売れ行きが予想の2倍程度に上り、生産が追いつかなくなり、販売を一時停止するのだそうでう。やはり。これ、そうとう美味しいもの。先達てもスーパーの棚に3個しかなかったので、3個購入したばかり。
 魚介類のスープにココナツミルクを加えるなど本場の味わいを再現したそうですが、前にも書いたように、ココナツミルクが入ったら、「ヤム」ではなく「カー」。トムカークンが正しいのですが、日本では馴染みが無いのでトムヤムクンにしたのでしょうね。
 もし、タイに行かれることがあったら、「トムカーガイ」を是非食べてみてください。「ガイ」は鶏肉です。ココナッツミルクスープは、海老(クン)ではなく鶏肉になるようです。私は鶏肉を好みませんので、「トムカークン」へのアレンジが可能か否か聞いていました。アレンジ可能な場合は、煮込んであるスープから鶏肉を取り出して新たに茹でた海老を加えているのだと思います(笑)。
 残念ながら、タイで、ココナッツミルク入りのトムヤムカップ麺に出会ったことはありませんでしたが(十数年前なので、現在は解りません)、トムヤムクンヌードルが売れることが解ったのだから、是非とも輸入して欲しいものです。
 うーっ、発売停止の間、禁断症状が(笑)。いえいえそんなことはありません。食べ物って、その国の風土、気候に合わせて習慣ついたものなので、日本では日本の家庭料理が一番美味しいのですよ。
 昔は、調味料やお茶などを大量に購入して帰国していましたが、現地で食べた感動がありません。というか、日本の物を身体が欲しがります。
 時折は良いですが、やはり馴染みのある味が一番と解りました。
 




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