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NYの思い出の味・プレッツェル

2014年06月09日 | 田舎生活の衣食住
 夜半に雨が降った模様。雨天は嬉しいのですが洗濯物がねえっ…。ついに扇風機で送風して乾かす方法を実行しました。
 同じく雨天は嬉しいのですが草がねえっ…。こりゃあ、草むしりが大変だ。
 またまた雨天は嬉しいのですが蛞蝓(なめくじ)がねえっ…。

 プレッツェルを拵えてみました。プレッツェル(ブレーツェル)は、ドイツ語ではBrezelまたは、Laugenbrezelと呼ばれる、ドイツ発祥の焼き菓子で、ハートを結んだような独特な形が特徴的です。小麦粉とイーストを原料として、岩塩の粒をまぶして焼き上げます。
 歯ごたえ有りのというより歯が折れそうなくらいに固いパン。そして塩辛いを通り越してひりひりするしょっぱさなのです。
 何時、何処で、誰が考案し、何時、何処で、誰が食べるのか?
 そんなプレッツェルとの出会いはニューヨークでした。ニューヨーカーの朝は露店のホットドッグ片手に食べながら出勤。そんな風景があちこちで見受けられます。そんな中、見付けたのがプレッツェル。岩塩をまぶしたその姿は、ザラメ(砂糖)に見えたのですよ。
 ひと口齧ってみてビックリ。「齧れない」。かなり気合いを入れないと食べられません。顎の鍛錬には良いですよってな代物です。
 漸く齧ってみて二度目のビックリ。「なんじゃこりゃ」。塩っぱいなんてもんじゃない。飴玉だと思ったら塩だったってなくらいの衝撃です。
 「こんな物喰っている国に我がニッポンは負けたのか…」。いや、メイド・イン・ジャーマニイなので、「こんな物喰っている国が勝てる訳がない」。冗談ですよ。
 「二度と食べない」と固く誓ったニューヨークの朝でした(笑)。露店で買うならホットドックの方が俄然お勧めです。
 そんなプレッツェルを拵えてみました。もちろん岩塩はご免です。それにここは日本の片田舎。砂糖だって良いじゃない。で、出来たのがこれっ。もはや形もプレッツェルではないのですが、プレッツェルを思わせる固さだったので、プレッツェルとしてみただけ(笑)。



 本物のプレッツェルはこんな感じです。写真がないので、イラストにしてみました。白いツブツブが岩塩です。


 

 ここ暫くはまっている粒餡とマーガリンのコッペパン。これを炙ってたべると香ばしくて美味しいのです。昔は、アルミフォイルにくるんで、石油ストーブの上に置いておいたものでした。
 もうひとつは、同じくはまっている甘いクリームチーズのパン。
 幸せな朝でした。




 焼きおにぎりを拵えて、




 メカジキのフライと大根の葉の辛し和え、そしてニラのちぢみ(紫蘇を乗せた)。




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