改正道路交通法が施行される

今日から６月。改正道路交通法が今日から一部施行される。車を運転する身としては、「やっと」という思いだ。

最近の自転車運転者のマナーの悪さは目に余るものがあり、何度冷やっとさせられたことか。自転車運転手のマナー違反も時代と共に変化している。最近は耳にイヤホンを入れ、スマホを見ながら片手で自転車に乗っている人が多くなったこと。

スマホの前は、イヤホンを耳に入れ、多分、音楽を聞きながら自転車の乗っている若者が多かった。自転車運転も免許制にすれば良いのにな～と思うほど本当にマナーが悪い。信号無視はもちろんのこと、一時不停止、一方通行の逆走、左側通行なのに右側を走って来る、などの通行禁止違反だ。

特に狭い道路を、お母さんが自転車の前後に子どもを乗せて、右側を走って車に突進して来る時ほど、恐ろしいことはない。高校生や中学生に多いのは、２人並んでおしゃべりをしながら道路を走っていること。夜は無灯火の自転車だ。

この度、14歳以上を対象に違反を繰り返す自転車運転者に「安全講習」を義務づけられることになった。具体的には、違反を3年以内に２回以上繰り返す自転車利用者に講習の受講を義務づけ、未受講者は罰金刑が適用される。

自転車安全講習料は３時間、5700円円だそうだ。高いのか安いのかは判断しかねるところだが、働いている人にとっての３時間は長い。命令を無視して受講しない場合は５万円以下の罰金だそうだ。

講習では、自分の自転車の運転がどれほど危険であったかを気づかせることや、自主的に安全な運転行動をするよう促すことだ。道路交通の現状および交通事故の実態を自転車運転者が気づくことが一番重要かなと思う。

今の学生たちを見ていて、エコや環境についての意識が高いと思うのだ。小学校からエコや環境についての授業があり、自然と生活の中に取り入れているのだが、自転車運転や歩行マナーについても小さい頃からしっかりと教育すれば、事故も違反も軽減されると思う。

違反は別に若者に限った事では無いけど、命に関わることだから全員が自分の事として捉えるべきことだと思う。