真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

高齢者の54万人が生活保護者

2012年09月16日 | Weblog
明日、敬老の日がやってくるのに、暗いニュースを1つ。今年になって生活保護受給者は伸長し、現在高齢者の54万人が受給中だそうだ。特に高齢者の受給がふえているのだが、高齢者の孤立化、貧困化が著しいそうだ。厚生労働省は12日、全国で生活保護を受けている人が5月時点で2,110,816人となり、過去最多を更新したと発表し、受給世帯数は1,538,096世帯で、こちらも過去最多を更新した。

高齢者の生活保護者の一番の悩みは、住まいが確保出来ないことだそうだ。サンヤと言えばドヤ街だったのだが、今や、生活保護の老人たちが住む地域に変わったのだそうだ。

それと無低と呼ばれる無料低額宿泊所というのがNPOによって運営されており、3食付き、3帖間で月額143,300円を支払うと、ここにいられるのだそうだ。ただし、自分で生活出来る事が条件なので、病気になったらここから出て行かなければならない。

居場所の無い生活保護老人が増えているのは、生活保護受給者は老人になるとアパートが借りられないからで、つまり、何処にも行く所が無い老人なのだ。

何十年も真面目に働いてきて、老人になって、居る所無いというのは不安だろうなと思う。何らかの事情で家族とも離れ一人で生きることは、希望も無いだろうと思う。ある老人が「お迎えが来るのをただ待つだけ」というのを聞いたとき、とても悲しかった。

今の日本は、若者も、老人も皆不安と希望が見いだせないで暮しているように思う。自民党総裁選と民主党党首に立候補している9人の政治家はどのように思っているのかぜひ聞きたいものだ。

ちなみに自民党の総裁選候補者5人は総て親も政治家の2世議員だし、麻生元総理が石原・石破の立候補を痛快に批判していたけど、それでも、自民党も民主党も、No Hope !!

小泉元総理以降、ただただ、総理経験者を増やしているだけだ。

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