真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

心を守る

2022年01月21日 | Weblog

新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」が21日から2月13日まで都内に適用され、約4カ月ぶりに飲食店の時短営業などの行動制限が要請されることになった。小池都知事は19日、「誰もが感染するリスクがある。都民、事業者、行政が一体となって危機感を共有し感染を抑え込む」と述べ、不要不急の外出や都道府県をまたぐ移動を自粛するよう呼びかけた。

こんなコロナ渦が2年以上続く世の中にあって、私たちは、楽観論者、悲観論者にかかわらず、日々なんらかの不安を感じて暮らしている事は間違いない。コロナ渦でなかった時は、そうそう毎日、心配事や不安はなかったはずだ。

今では、朝目覚めるなり、コロナに罹っていないかという思いが頭によぎり、パルスオキシメーターと体温計で健康管理をし、平常値であれば安堵する日々だ。

希望が楽観論や悲観論に勝る理由は何かと考えれば、人それぞれが、自分の中に揺るぎない信念を心の基として築くことに他ならない。

神学者モルトマンが1967年に『希望の神学』を発表し、明確な見解を示したのは、楽観主義ではなく希望に至る道だ。楽観主義と希望に至る道の二つは全く別物で、その時々の状況に基づくものが楽観主義、状況に左右されない神の真実に根差すものが希望だとモルトマンは主張した。

単なる楽観主義ではない揺るぎない希望はどのようにして持てるのか?どんな状況にもかかわらず、日々与えられる希望の基は何かと考え、それをしっかりと心に刻み、日々の生活の中で活かして生活できれば、希望の道を歩み続けることができるのだと思う。

このような悲惨で混乱した世の中で、希望などないと感じさせる話ばかりを耳にするけれど、なるべくそういう話には耳を傾けないことも、心を守る上で大切なことと思う。

 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« あと何回食事ができるかと考えた | トップ | 後悔しない2つのルール »

Weblog」カテゴリの最新記事