良い出だし

１日の東京は快晴で、元旦にしては暖かく、穏やかな良い日よりだった。大晦日から泊まっている韓国からの留学生と、一応の日本のお正月をした。昨年４月に来日している友人のお子さんなのだが、１人で異国で過ごす年末年始は寂しいだろうと招待したのだが、日本での初めてのお正月だと言っていた。

おせち料理やお雑煮を食べながら、韓国の旧正月のお祝いの仕方や日本のお正月のお祝いの仕方などの話しに花が咲いた。話していて気がついたのだが、このお嬢さんは日本語がとても丁寧で、87になる母と私に総て敬語で話すのだ。そして、食事が終わったら、母に韓国式のお辞儀をすると言った。

母と私は慌てて、そんなことはしなくて良いからと丁重にお断りしたのだが、余りの礼儀正しさに慌てた。お天気がとても良かったし、腹ごなしもかねて２人で散歩に出かけた。家の近所など数年歩いたことが無かったので、あらためてゆっくりと散歩してみると、公園が綺麗に整備され、川に沿って遊歩道も出来ていた。

家と勤務先を往復しているだけなので、周りが変化していることに全く気がついていなかった。あらためて付近を歩いてみると、緑も公園も多く住むには良い所なんだと気がついた。今年からお休みには散歩に出かけてみようかなと思ったほどだ。

31日のニュースは、派遣村のことばかり流していて、これが日本のニュースかと目を疑いたくなるようなものだったし、例年なら帰郷ラッシュのニュースや成田空港の混雑などが放映されるのに余り聞かなかった。

海外に出かけている方達も多いだろうに、派遣村が出来るくらいだからニュース統制とか自粛でもしているのかなと思うくらいだ。お天気は上々、良い出だしだからお天気の様にみんな元気に１年を過ごせたら良いと思う。