真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

4回目の結婚と聞いて

2019年05月21日 | Weblog
日曜日に4回目の結婚でやっと落ち着き、今8人の子供に恵まれていると言うハワイに住む日本人男性の話を聞いた。話を聞きながら、40歳を過ぎている女性が、「私は一回も結婚していないとのに」、とつぶやいた。4回目の結婚と聞いた時、会場はざわめいた。その声の殆どが女性だったと思う。

私の隣に座っていた女性のお母様は、私と同じ歳だと言うから、きっと45歳前後の女性じゃないかと思う。彼女が「今まで、結婚の話で何度も傷ついてきた」「私は選ばれなかったのだ」と言った。

その女性は公立の小学校で美術の先生をしている人だ。美大を卒業後、希望した職に就いている。また、42歳、45歳、55歳の独身の女性たちも結婚願望が強い。最近こう言う方達とキャリアの見直しや今後の生き方についてお話しする機会が多い。

一様に「結婚したいんですよね」と言う。中には産婦人科の女医さんもいる。例え様々なことがあったとしても、楽しく仕事をしている女性達だ。もちろん、仕事に満足していても、一女性として結婚を望むのも、結婚による幸せを求めるのもは当然のことだろうと思う。

4回目の結婚でやっとうまくいったと言う話を聞いて、隣の女性が嘆くので、私は「あなたは守られているのよ」、「離婚は結婚よりも大変だと聞くし、二人でいる孤独よりも、一人の孤独の方がずっと良い」のだと言った。

さらに、「時代が変わったとは言え、やりたい仕事に就ける女性は少ないし、少なくともあなたはやりがいがあり、就きたい仕事についているではないか、それだけでも感謝すべき人生なんだ」と私は言った。

直近のデータによると日本の離婚率は、3組に1組が離婚しているらしいのだが、この離婚率から考えれば、今や離婚などどうと言うこともなく、明るい離婚で、人生リセットし、お気軽に再婚をする傾向にあるとも聞く。脳科学的にも、一人の人を一生愛し続けることなどできない仕組みになっていると我が尊敬する脳科学者の中野信子先生が言っていた。

ただ、40歳過ぎの独身女性の大半が結婚願望が強いのに、結婚できないと嘆いているのを聞くと、なんだかな〜と思う。
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