真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

韓ドラが深刻な不況

2024年04月29日 | Weblog
今、Netflixで配信中の『涙の女王』のように、世界的に注目を集める作品がたびたび登場する韓国ドラマは、絶好調そのものだが、実は深刻な不況に陥っている。

コンテンツの制作費用に上限を設けないNetflixら動画配信サービスの登場によって、一部の主演級俳優たちの出演料と、ドラマの制作費が急騰し、業界全体としての制作本数が減ってしまい、制作費の回収に負担を感じた地上波もドラマ枠を縮小するという悪循環が続いているからだ。

その影響を最も強く受けているのは、俳優たちで、多くの俳優たちが不安ややるせない気持ちを様々なYouTubeチャンネルで吐露している。

最近、いい演出家に脚本家、俳優が揃ってもダメで頓挫するケースもすごく多く、ドラマ業界の現状があらわになった。一度も仕事が途切れたことのない主演級の俳優でも、暇を持て余していて、俳優たちの不景気は性別やキャリア、ネームバリューすら問わない。

韓国には「歯がなければ歯茎で生きる」という諺があるが、俳優たちの今の状況がまさにそうだ。本業の代わりに“副業”に取り組んで生きる道を模索している。多くの人気俳優たちが、メインフィールドではないバラエティ番組にも積極的に出演中だ。

俳優たちのYouTube参入も進んでおり、自分のチャンネルを立ち上げたり、人気チャンネルにゲスト出演したりするケースが非常に多く見受けられ、また、舞台やミュージカルに関心を向ける俳優たちも増えている。

“カンヌの女王”と呼ばれるチョン・ドヨンですら、映画やドラマのオファーが減っていて、彼女が舞台に立つのは、なんと27年ぶりだ。

韓国ドラマの深刻な不況は、俳優たちの発言や行動によってさらに浮き彫りになった。行き場を失った俳優たちの放浪はしばらく続きそうだ。

実際に「涙の女王」を見て感じたことは、お金がかかって作っているドラマだな〜ということだ。映画俳優が、tvドラマに出演するようになる、今はネットフリックスなどの動画配信サービスへの出演をするのが主流になっているのは、やはり大金が稼げるからだ。
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