真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

老害力

2024年07月27日 | Weblog
些細なことでイライラしたり、空気が読めずにとんでもない発言をしたり、武勇伝を何度も繰り返したり、こういう言動で周囲に迷惑を掛ける中高年層は老害だ。過去に仕事で成功している男性ほど、老害傾向にあるように感じる。

本人たちは気がついていないのだろうけど、私は無礼者って感じる。だらか定年後のおじさん達には友人ができないし地域活動にも溶け込めないんだと思う。

仲間が離れていく人は、相手をすぐに否定して自分の意見を押し通す「老害」だ。他人の意見を頭から否定する人は苦手だし、うんざりですよね。

なぜ老害化が進むのか 年をとるほど浮き彫りになっていくかというと、ひょっとすると相手の言っていることをよく理解できていなくて、高齢者は自分の知らないことが話題になると、それがバレないように取り繕うことがある。

そして、柔軟な思考ができず、狭い視野でしか考えられていないという点だ。人は高齢になると、新しいものに対して「よくわからない」「昔から使っているものがいい」など、否定的な部分が出てくるし、選択肢が増えると、かえって決定しづらくなるということもある。 これも老害レベルを高めてしまうひとつの要因だ。  

高齢になると、無意識でいると新しい情報を入れることに億劫になるし、慣れ親しんだもののほうがいいと思ってしまうように、脳はできているからだ。

だから、老害にならないためには、とにかく提案や問いに対して、「否定しないこと」からはじめてみる。否定ではなく最後まで話を聞いて、いったん受け止める。 

これまでずっと否定を続けてきた人が、いきなり相手の意見を素直に肯定できるようにはならないので、「確かにそうかもしれないね」と受け止めることだ。即座に否定するよりも、自分にとっては大きなメリットを得られる。

これができるようになれば、老害力が抑えられ、少しずつ相手の意見を素直に受け入れられるようになっていく。こう見てくると、男性の方が老害力が高い様に思える。



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