馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

怖いね!Ⅲ女。

2012-04-29 00:29:46 | 日記

常盤橋公園の石垣を非常用縄梯子で下りる実験をした時

それを見詰める女子社員達がいた、みんな面白がっていたが

一人だけ心配そうに見詰める女性がいた。

当時、その彼女と交際していた。

私が夕方になると石垣でロッククライミングの練習するのを見ていた。

その後、その女性は社内で少しみっともない事をしでかした。

彼女はそれを恥じたのか私から離れていった。

私は人事異動で勤務場所が銀座になった。

彼女はまもなく会社を辞めた。

2年後、私は結婚した。

結婚しても妻も仕事していた。

ある日、互いに仕事帰りで妻と夕方駅ホームで待ち合わせした。

何気に振り向くと以前に交際していた女性が立っていた。

文庫本を読んでいた。

こちらを見ることはなかった。

当惑した。妻を伴って違う車両に移った。

本当に驚きこんな偶然もあるんだと思った。

数ヵ月後、妻と映画を見て夕方、駅ホームで電車を待っていた。

気配を感じて後ろを向くと、あの彼女が文庫本を読みながら立っていた。

やはりこちらを見ることはなかった。

前回偶然遭った路線も駅も違った。

私は妻を連れて乗車せず改札口を出た。

何だか分からなかった。

その後、賑やかな大通りで信号待ちをしていると

道路反対側で信号待ちしている彼女がいた。

奇抜な装いと色付きトンボメガネを架けていて

周囲の人はチラリと見やった。

彼女はこちらを見ることもなく、すれ違った。

これが2回遭った。

この彼女との交際期間は半年も満たなかった。

その後、私は会社を辞めた。

それからは遭うことはなくなった。

 

怖いと感じた。

後に、彼女と仲の良かった女子社員から私の情報を聞いていたらしい。

江戸の昔より石垣は通った人々の人間模様を見続けてきた。


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