馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

労組役員をすると出世できるか (23)円高円安に翻弄される息子。

2024-07-10 08:14:00 | 日記
テロの予感 (22)円高円安に翻弄される息子。

続きです。
サラリーマンにとって、標題は最も敏感なことだ。
誰だって組織に組み込まれれば、栄達を望まない者はいない。
その一つが方法?が
労働組合役員になることだ。
純粋に会社の発展安定を願って労組役員になり
職場環境、福利厚生を交渉する。
もう一つは、当初から出世を目指して労組役員になる。
問題は邪な目的のため役員になった者
所謂、御用組合的な交渉合意妥結をすることだ。
一心が労組書記長時代に苦慮したのがその連中。
たいした能力もなく頭が悪い?
お利口さんぶって、とうとう持論(辺論)をまくし立てる。
経営側に媚びたり、又密かに経営側に情報を流す。
一心がいた職場は女性70%
割と高学歴で育ちの良いお嬢様
賃金にはいたって不満はない。
職場環境に強い関心がある。
私のしたことは、職場環境の改善であった。
賃金に関しては、交渉を後回しにする。
賃金は、その期の利益なので妥結内容は説得できる。
問題は職場環境改善。
この課題を必用に交渉する。
銀座4丁目角にあった店舗の休憩室は、
畳敷きにして、大きなガラス窓から
正面に服部時計店のおおきな壁時計が見える。
立ち仕事の女子社員には、くつろげて大好評
銀座のホテルでは、クリスマスパーティー
当初、苦々しく思っていた経営側だが
招待すると大喜び。








再掲
2018年6月17日
6月15日(金)
桜上水駅を17時11分の電車に乗る。
帰宅帰りのサラリーマンはまだいない。
空席のシルバーシートに座り。
リュックから文庫本と眼鏡を取り出す。
早速読みだす。
17時45分 馬喰横山駅で総武快速に乗換え。
こちらは、下りの帰宅ラッシュが始まりジャガイモ洗い状態。
リュックを片手に持ち、釣り革に捕まる。
既に老眼眼鏡無しでは、読めないので
眼鏡取り出し読むのは諦める。
18時15分 船橋駅着。
文庫本も最終章の佳境だ。
思案した。
自宅に帰り風呂浴びて酒を飲みだせば
直ぐに椅子で眠ってしまう。
飲み屋小路を通り、居酒屋に入る。
行列に並ぶ。
早くから混んでいる。
爺さんばかりだ。
そうか 本日は年金支給日なのだ。
 
肩が触れ合うカウンター席にて
焼酎ハイボールジョッキ大と煮込みを頼む。
この店の炭酸は強烈で舌喉を痺れ刺す。
調べたが業務用で市販されていない。
焼酎も銘柄は判らない。
なので、しっつこい煮込みと合うのだ。
ハズキルーペを架けて早速読みだす。
20分程で読了。
炭酸同様すっきりとした。
 
内容は、解説者の言にある。
人生の積み残し。
挫折、絶望、裏切り、懺悔、復活
己が矜持を貫く。
現代を武家社会に置き換えて
暴君、侍の忠義、忖度が展開。
 
安陪陰陽師と官僚の隠蔽、告発のミステリーストーリイ。
武家社会であれば、刀による切り捨て御免であるが
今は、面倒な民主主義手順を踏んでの決着。
 
さて、標題に戻る。
 
労働組合役員をすると、社内出世するか?
私の少しばかりの経験と実感から推測すると
 
否 !
 
「巷では、あんた、労組の書記長してたのに何で辞めたの」?
私は 答えない。
答えようがない。
 
大学卒業すると、乳業メーカーに就職した。
新入社員代表として、決意を述べた。
しかし 3カ月で退社した。
新入社員は、農学部、農業高校出身が大半であり
文系は3人のみ。
 
ルートを使う計算式など、全く理解できず
化学は点で判らず、自分には向かない。
又、労働組合が二つあり、一方は、かなり過激で
配送されて来た乳牛タンクローリー前に寝転び阻止。
電車踏切に仁王立ちする組合役員。
もう一方は、会社側より?
我々新入社員を歓迎する宴会を開き加入を勧める。
 
「ここは、俺の居場所はない」と決断した。
 
  
組合活動には全く関心がなく、アレルギー反応だった。
しかし、輪番で回ってきた、執行委員になった。
だが、その後、書記長の成り手がなく、引き受けた。
 
労働関係の本を乱読したが、実践的交渉がないので立ち往生。
すると 徐々に判ってきたのが、組合執行部の経営側の交渉対応。
私が書記長になる前は、女子中央執行委員はいなかった。
職場は、男は三割、他は女性。
その役員構成を半々にしたのだ。
 
それに拒否反応を示したのが、男性役員。
彼らは、自分達に与えられた経営側の利権、特権、優遇が失う恐れがあった。
男性役員の大半が、会社の健全な発展
職場環境の向上、賃金の適正配分要求などの交渉には片隅にしかなかった。
 
中央執行委員会会議で、勇ましい正論を述べるが
いざ、交渉となるとその場に出ない。
出たとしても、何ら発言しない。
交渉後、書記長を責め、吊るし上げる。
 
中央執行委員になれば、経営側幹部と面識が出来る機会が多くなる。
今でいう忖度を交渉過程でする。
憶えめでたい合意をして経営側に恩を売る。
裏では組合要求をなし崩しする。
経営側実務担当者にとって満足な合意。
所謂御用組合化である。
中長期的には、経営の堕落と従業員の労働意欲低下を招き
優秀な人材が入社しない。
大局観と洞察力を持った経営者であれば
交渉相手の組合役員の能力を見抜くので
課長、部長辺りまでは昇進する輩もいるが
それ以上には昇進しない。
能力もなく卑しい根性では経営中枢には上がれない。
経営側実務担当者も、狡猾な交渉で
組合を取り込みで合意して経営陣に喜ばれても
それまでだ。
使い易い使用人でしかない。
 
労使の緊張関係の中でギリギリの合意してこそ
健全な営みが可能。
 
互いに交渉能力が拮抗して認め合い
組合員を説得、納得させる統率力がなければ
経営中枢への昇進は望めない。
 
単に委員長、書記長になり、経営中枢に忖度すれば
出世するなど思い上がりも愚かである。
 
又、経営側担当者との相性も必要。
互いに信頼関係が醸成されれば、上手くゆく場合もある。
 
北の金坊とジョーカー大統領のように
同等の低レベル能力であれば
相性が良いので、周囲の馬鹿呼ばわりも無視して
合意可能である。
後の事など知ったこっちやないのであります。
 
ある人間を判断するには、
その人の言葉によるよりは、
むしろ行動から判断したほうが良い。
と言うのは、行動は良くないが
言葉が素晴らしい人間が多くいるから
 
では、私は、どうなのかって?
 
中途入社、低学歴であり
組織の傍流にいて目立たない存在でした。
 
馬鹿真面目であったが、能力はふつうレベルより
少し下と自覚していた。
なので、会社全体像を客観的に眺められた。
 
なので、書記長になった時
経営側は、誰?と驚いた。
 
お酒飲んでブログ書いているので
もう眠い。
中途半端ですがこれにて。
お休みなさい。

Danceの後は