馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

日本での食中毒事件2 続き エピローグ

2020-02-02 09:02:54 | 日記

 

日本での食中毒事件2 続き エピローグ

https://blog.goo.ne.jp/kikuchimasaji/e/7bac8b0ac7d652ba271934ff503a3549

 

経営側と労組での中毒事件は闇の合意で解決した。

翌年、新年になると労務課長からの求めで、

経営陣との懇親会が開かれた。

関係改善が目的。

NO2の代表取締役が出席。

中毒事件に関しては、役員が隠蔽ではないと

言葉少なに語った。

 

傲慢 不遜な労務課長に私への見方に変化が生じた。

 

「全国の組合員をまとめ上げ、リーダーシップを発揮した」

下を向いて呟いた。

 

「こんな書記長がいたのは気付かなかった」。

 

私は中途入社で低学歴

人事名簿には、ページ間の中央に隠れて見当たらない。

 

会社としては、10年前に設立。

大手観光会社と財団法人、共済組合、親会社労組、遺家族等が

資本参加した画期的な株式会社であった。

 

親会社からの出向社員、プロパー社員、定年後の移籍社員、

遺家族となった夫人を雇用、等が混在した。

経営理念は、総合企業としての、補完業務と福祉が中心であった。

旅行、商事、共済事業、飲食業、物流。

 

様々な職種による、意思疎通が障害となった。

 

労務課長は本社からエリートとしての自負があった。

社内では、嫌われ者の評価。

 

私は目立たない片隅の社員。

しかし、書記長として活動すると、見方は

思想的問題有り、破壊者、左翼との評価に変わった。

 

秋闘 中毒事件、初の経営と労組の

経営協議会開催、全国のオルグ等を通して

組合員の意識向上を図った。

 

嫌われ者同士に、奇妙な信頼感が生じたのだ。

その頃、産業別連合組合組織加入と

親会社組合との組織合一への圧力が迫っていた。

 

組織拡大を目論む二つの団体。

 

当事者同士で企業経営と発展を模索する労務課長と書記長。

表面上の交渉対立はあったが、外部からの介入を阻止では

連帯したのだ。

 

組合執行部から注目される書記長への嫉妬、妬みが

日増しに強まった。

 

支持と応援してくれるのは、女子組合員だけ。

https://blog.goo.ne.jp/kikuchimasaji/e/a279301f459b2e20f4e7d59cdd37d9b9?utm_source=admin_page&utm_medium=realtime&utm_campaign=realtime

 

男は、今では 忖度の言葉が有名だが経営陣の媚を売る。

 

その年3月 人事異動の時期、

労務課長は本社人事部に移動した。

 

一抹の不安があった。

二人だけで送別会をした。

 

その席で、労務課長は言った。

 

「書記長 弱気になったら付け入られるよ」

「労使の健全な緊張関係でしか良い企業には成れないよ」

 

後年 本社での常務 財団専務取締役、関連会社社長となった。

 

私が退社してからも、行く末を心配した。

度々 飲食を共にした。

親父の葬儀に列席

展示会場にも来たりとしたが

現在は、体調を崩し閉じこもりだ。

 

その後の私の軌跡。

https://blog.goo.ne.jp/kikuchimasaji/e/180d12d1d42114f5bae9174732e1fe16

 

 

後年 下記メールを女性組合員から頂いた。

 

「おまえに苦言を呈す、バカヤロウ」2

日記

2012-01-08 17:16:41

古い付き合いの知人女性から、年賀状の代わりに手紙が届いた。

思いがけないことにブログを見ていたのだ。

 

一部省略、修正しましたが、以下が手紙

オバン 公開許せよ!

 

 

昨年末、いつも遅くなってしまう年賀状を書き出しました。

あなた宛の年賀状を書き出したのですが

ふと、あなたのブログを見たのです。

 

「おまえに苦言を呈す、バカヤロウ」

 

 

読んでいて、昔も今もかわらないのね!

その一途な性格、真っ直ぐ、誠実で相手に懸命に尽くしてあげる。

 

当時労組書記長として日夜交渉で心身疲れきって待機室に戻ってきました。

女子役員はあなたのこと心配でした。

しかし、男の役員は酒飲んでいるだけでした。

 

会社側が労使交渉で負けると書記長にした陰湿な意地悪は

現在の組合にも暗い記憶として残っています。

 

組合執行部、一部男性役員は書記長の活躍と注目に嫉妬していました。

書記長を本当につまらない事でなじり、苛めました。

理屈に程遠い言葉で感情的にあなたを攻め立てました。

「男の妬み、嫉妬を知り怖くなりました」

ライバルを蹴落とそうと感情剥き出しで罵倒しました。

あなたは深夜ビル窓外に瞬くネオンを見詰めて耐えていました。

何もしてあげられなかった私は言葉もかけられませんでした。

職場でも女性達で話をすると

旦那様にしたいNO1はあなたでした。

かっこよくはありませんでしたがなぜか安心感がありました。

あなたが会社を去って、組合執行部は 前書記長を否定することによって

現執行部の存在価値と正当性を主張しました。

愚かな男達です。

   

 

当時から30年近く経ちました、組合も会社も成長したので

あのようなことは起きません。

 

独立され、苦労されお子様二人を立派に育てました。

羨ましい。

そんなお人好しのあなたに近づき援助を求め

そしてあなたへの負い目から、理屈の通らない感情で

非難して自分の立場を上位にしようとしているだけです。

男の狡さと小心が透けて見えます。

そのことを見抜けず懸命に頑張るあなたは愛しい。

苦言を呈すべきは、そのような男たちです。

 

私も「あなたに苦言を呈します」

当時身近にいた女性は皆幸福とは言えません。

私は別居生活が20年以上、もう一人は

最初の結婚は1年足らず、再婚したら死別

更に一人はまだ一人身です。

どのような責任をお取りなさるのかしら?

 

元気に 銀座でお食事しましょう。

 

一連のコロナウイルス感染からのブログは

この章で一端閉じます。

続きは 月日を経て書きます。

拙文 誤字脱字、文脈の矛盾等はご容赦ください。

 

お読み頂きましてありがとうございます