馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

続 日本での食中毒事件2

2020-01-31 15:57:41 | 日記

40年前の中毒事件を書いているが、今現在

新型コロナウイルスが、燎原の火のように世界に飛び火。

食い止めることでできるのか?

TV報道での専門家のコメントは、錯綜して定まらない。

 

コロナウイルス感染 続編から 日本での食中毒事件

続き2です。

https://blog.goo.ne.jp/kikuchimasaji/e/af184fe0fd2d8eaca8f1ad594b498092

 

保健所の4人の職員に囲まれ

若い職員が、お決まりの挨拶。

 

「お加減の程は如何ですか」?

「だいぶ、良くなりました」

実のところ食欲なく、腹には一物も入っていなく

噴飯というガスで充満していた。

 

概略を職員が説明する。

 

あなたの会社の女性が病院で生牡蠣による食中毒が判明しました。

病院から、区の保健所に連絡がありました。

その後、他の保健所からも通知がありました。

 

私は訊ねた。

「どのくらいの人がかかっていますか」?

「まだ、判りません」

「いずれにしろ、レストランによる食中毒発生です」

 

疑問をぶっつけた。

「私の電話番号を何処から聞いたのですか」?

戸惑いの表情で言葉がつまる。

 

おそらく 会社から聞いたのであろう。

保健所としては、見過ごすことは出来ないので

「幹事さんのお考えをお聞きしたい」

 

どうも、会社側は、既に事情聴取を受けたのを感じ取った。

 

「重篤者もいますか」?

無言。

役人の言葉選びは慎重ではぐらかす。

 

彼らの目的は、中毒患者への関心ではなく

有名企業が加害者になり、労組が被害者になった

中毒事件に限りない関心があることだ。

マスコミに知られれば、大きく報道されるのは必死。

保健所の本分は、処分権限を発令して満足を味会う。

 

 

若い担当者が言った。

「公にして解決を図りますか」?

「このまま 放置はできません」。

 

4人の目が一斉に、私に注ぐ。

彼らの目は異様に輝き

私を凝視する

 

間を置いて

「いいえ、会社側と話し合いをして

どのようにするか決めます」

「公にするつもりはありません」。

会社と労組にて解決を図りたいと考えております。

 

4人の表情は落胆の目と残念の歪み顔面。

マスコミに、多数の中毒患者が出たとのリークをしたいのだ。

 

偉そうな男性が、何とか責任を会社側に負わせようと

誘導質問をしかける。

偉そうな一人が言った。

「不幸中の幸いでした」

「インフルエンザの流通時季です

生牡蠣中毒と併発して、体力のない女性が

死亡する恐れがありました」

 

返す言葉は無かった。

 

丁重に重ねて「社内で解決をします」と押し通す。

 

お礼を述べて辞去したが

彼ら4人は無言で立ち上がった。

 

その後、会社側は又しても隠蔽工作を必死にしていた。

保健所には、貢物を持って対応していたのだ。

 

保健所からは拒否されたようだ。

 

数日後、解決の場に現れたのは、会社側役員ではなく

担当課長とレストラン委託した会社の社長一人だけ。

 

レストランのテーブルにて交渉。

会社側は、厨房の隅っこ冷蔵庫の下に潜り込む会社鼠ように

逃亡したのだ。

 

責任回避はサラリーマンの上手な処世術。

 

下請け社長は、補償を提示した。

 

「病欠された方は1日に付き2万5千の補償」

 

会社側担当者は言った。

 

「年休扱いも欠勤扱い致しません」

 

更に担当者からお願いされた。

 

九州から北海道まである労組支部には

伏せて欲しい要望。

 

私は 一言も発せず合意した。

 

会社側の狡猾な隠蔽も承知のうえだ。

 

弱気になったのではない。

 

伏線があったのだ。

 

以前に

上司の不正を糺したら逆に 軽食喫茶に移動させ辞めさせようとした。

https://blog.goo.ne.jp/kikuchimasaji/e/030233b3467243ac110798ea4c0f8ae3

 

正社員が殆どいない新橋の軽食喫茶で3年間勤務した。

 

殺伐とした人間関係もなく、様々なサラリーマン客の実態が

観察できて後に起業する時役立った。

下記クリック コメントが凄い

参考資料 東京電力の実態

https://blog.goo.ne.jp/kikuchimasaji/e/a7d4a341ffd3e67e9a0098e6a6766264

 

 

3店舗のレストラン店長、コックさんとも懇意になった。

結婚披露宴は、中毒事件のレストランホールで、

当時 いい夫婦の日などネーミングがなかった

11月22日であった。

 

レストラン店長、コックさん、ウエイトレス

皆が無償で披露宴を協力したくれた。

 

その恩に報いる為にも、大手町レストランで

クリスマスパーティーを開いたのだ。

 

当日、参加者が多数のため、生牡蠣が冷蔵庫に入りきらず

テーブルに並べたのだ。

冬とはいえ、暖房を効かしたホールでは、

忽ち細菌は繁殖した。

 

協力してくれたスタッフは、ショックで憔悴していた。

保健所から、営業停止命令は何としても阻止したかった。

スタッフを解雇させる訳にはいかなかった。

 

会社側は沈黙。

組合執行部は、経営責任対して何ら異議を唱えなかった。

闇に葬ったのだ。

現在では、けして許されない隠蔽解決。

 

尚 委託会社の社長は2年後、癌で亡くなった。

 

現在の企業経営では、社会に対してのコンプライアンスが

第一義として求められる。

しかしながら

一般的な倫理基準や社会常識よりも、組織防衛が先に立ってしまって

組織内部での違法行為まかり通って容認される。

不都合な真実を隠蔽することが優先され

懸命に真面目に働くより、会社の不祥事を隠蔽することが

忠実な社員として評価される。

 

現在 悪徳悪質芝信用金庫横領事件を告発して

一人戦っているがバックアップする良心的職員は

沈黙した状況です。

 

https://blog.goo.ne.jp/kikuchimasaji/e/abc0ff814a9b9aef23a09b3bd40f6767

 

SNS社会になって隠蔽は必ず暴露されるにも関わらず

頻発する。

だが、トップは責任無視で逃げ回る。

 

無責任虫と言う奇怪な昆虫が発生した。

新型コロナウイルス感染拡大も

無責任虫が発生させたのだ。

 

Ⅲに続く

 

分かりにくい拙文はご容赦ください。

 

馬鹿も一心です。

 

 

 

 

 

 


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