馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

前立腺癌入院検査2

2016-12-13 20:05:48 | 日記

12月13日(火)

前立腺癌入院検査1 の続き

 

 

手術台に乗る。

手術台の縁に腰掛ける。

低い丸椅子が足元に置かれた。

丸椅子に足を乗せ、両手を前に抱え込み

頭を下げた。

 

手術メンバーに言った。

「まるで、高崎山のサルが日向ぼっこしているようですね」

女性看護師が「とても上手い表現ですね」

メンバーは和んだ。

 

丸まった状態でお尻の背骨に腰椎麻酔を打つ。

 

ベッドに横たわり

両足広げて万歳

中学時代、理科実験の蛙解剖の状況。

全身麻酔ではないので

医師の言葉は聞こえる。

「6年前に手術したことを思い出しましたか」?

「若かったら、記憶を呼び戻すとも可能ですが

私の脳は、ビッグバンの如く、実6年以上に記憶は遠ざかっています」

「なので、電波望遠鏡が脳に装着しないと見えません」

それと、天井だけを見ていたので実景が浮かびません」

それと。前回は恐怖感もあったので頭を無にしていました。

肛門にハンマーを打ち込むような音が

腹から響いてくる。

 

多少は、肛門は痛むが怖くはない。

 

終わった。

医師が、寝転ぶ顔に小瓶を見せる。

透明の液体に白い糸状が浮いている。

医師が言った。

「前立腺の組織を15本採りました」

これを専門医師が検査して

27日に結果判明します。

 

手術待合室にストレッチャーで運ばれる。

 

妻に医師が説明する。

傍らにいた女性看護師が

「娘さん、安心してください」

妻に話しかける。

妻は戸惑いの顔。

私も一瞬、会話が理解できない。

 

どうやら、付き添い人を

私の娘と思ったらしい。

 

看護婦も勘違いに気付いて

「綺麗で清潔になさっているから」

恥ずかしそうに苦笑い。

 

この言葉は、非常に重大。

私がものすごい爺さんに見えたのだろうか?

寝間着姿、髪ボサボサ、無精髭

実年齢よりずっと老けて見えた?

 

それとも、妻の実年齢よりずっと若く見えた?。

 

 

どちらも、若く見えるのが良いのだが。

 

 

 

 

 

 


前立腺癌入院検査1

2016-12-13 16:24:05 | 日記

12月11日(日)

前立腺癌入院検査に行く。

 

続き

13時自宅を出る。

ジョギングシューズ、貰い物のイタリー製スエード赤ジャンパー

起毛ズボン、500円で買った合皮黒手袋

ダックスのハンチング帽

珍妙な格好だ。

リュック背負って国道14号線を黙々と歩く。

騒音の街道の細い歩道で、知り合いが

私を見て

「何処に行く」

「入院する」

との会話したら

信じないだろうな?

5キロ歩き

14時 病院へ着いた。

日曜日なので、警備室に書面を提出。

3階の看護センターにて受付。

相部屋の病室に案内される。

6人部屋だが、私だけのようだ。

 

病室で上下ジャージに着替えた。

することもない。

早く来ることもないようだ。

院内をぶらぶら探索。

  

最近は病院内での不祥事が多発。

不審者に勘違いされそうだ。

 

院内コンビニで無糖コーヒーとポカリスエット

ヨーグルト、サンドイッチを買う。

 

18時 夕食。

病院食は、味がないのは承知。

健康維持だけなら、良い食事だが

ビジネスパワーは維持できない。

20時

血圧を測り、下剤を飲む。

21時消灯。

 

ベッドランプを点けて本を読む。

スマホ症で読書量が少なくなった。

寝付けない。

殆ど飲まないカフェインの影響か?

0時過ぎ、頻尿が始まる。

 

午前6時 起こされ、血圧測定。

 

午前8時 浣腸、点滴

研修医が点滴の針を刺すが

失敗して代わりに看護婦が行う。

研修医は憮然とした表情。

 

検査手術は午後1時半に決まる。

懸命に排便する。

 

13時 妻が病室に来た。

付き添いは必要ないと妻に伝えていたが

病院側は、なるべく親族の立ち合いを要望。

従来、親族の同意書を提出だけで済ませたが

近年 医療過誤、トラブルが報じられ

訴訟裁判を未然に防ぎたいのでしょう。

 

13時40分 手術室へ

妻は、手術待合室で待機。