馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

前立腺癌入院検査に行く。

2016-12-11 10:52:55 | 日記

12月11日(日)

昨夜 娘が封筒を差し出した。

お札が入っている。

「明日の入院検査費用代」

日頃、父親をないがしろの言動ばかりだが

やはり私の娘だ。

大学生活も奨学金とバイトで賄った

私に、似ている。

 

10時 温ソーメンとヨーグルトを食べる。

排便を容易にさせるため。

 

イタリアからの荷物が気になり

ネットで追跡調査を調べた。

昨日12時 成田空港に到着。

14時 通関完了

15時25分 江東区の保税倉庫に着。

 

データーを見て、一安心。

月か火には柳橋事務所に納品可能。

ダライッティー 羽ペン、ガラスペンは

クリスマスプレゼントに間に合う。

 

10時半 これからシャワーを浴び

12時半に自宅を出て国道を5キロ歩いて

病院に向かう。

 

 明日 明後日と運動不足なる。

 

院内病室ではパソコン禁止。

スマホあるが、じっくり本を読もう。

 

明日はブログお休み。

 妻が病院に同行すると言うが

「大丈夫」

「入院中、退院にも来いくていい」

「そうはいかない」と言う。

癌発症だった時に来れば良い。

この病院では5年前 癌化寸前の大腸ポリープ切除。

前立腺生検入院検査をしているので不安はない。

 

 

 


癌治しに、願かけに谷津干潟に行く。

2016-12-11 10:03:54 | 日記

12月10日(土)

 

朝9時 重装備して出た。

通常ルートではなく、久しぶりに

谷津干潟に向かう。

  

 

あいつが逝って6年が過ぎた。

干潟を通って余命旦夕迫るあいつを見舞ったのだ。

  

7年前、「俺 食道癌だよ」

 

冷たい風が頬を刺す。

干潟には渡り鴨たちが、冷たい水面に嘴刺し込み蟹獲り。

静寂の干潟沿いの木々から

前触れもなく黄昏色の葉が落ちる。

耳のような落葉は、足音にピンと傍立いる。

 

初冬の谷津干潟

病院に着いた。

3階の病室に上がった。

廊下のコーナーにある

面談ソファに腰かけた。

対面の長ソファと向き合った。

 

 

想い出ずる。

声の出せなくなったあいつは

紙に鉛筆

私は短い言葉。

 

この面談コーナーで、弊社の女性と

最後の会話をしたのだ。

  

今日 私は、お前に伝えにやって来た。

 

癌にならない願を

お前に頼みに来た。

 

明日 前立腺癌入院検査だ。