uncolored wind

私に吹く風
アートとモノづくり

日々の素描展~ぼくらの時間~

2010-11-07 15:15:24 | アート・文化
日々の素描展~ぼくらの時間~
市内の絵画ホールで展覧会。
部活動の取り組み作品。
技術的には拙いけれど、気持ちが作品を支えている。
これって、うまくキャッチしてくれるといいな~と思って、
そばでずっとみてきた私から、
言葉を添えさせてもらった。
作者である子どもの言葉が一番だろうけど、
自分たちの素晴らしさをアピールできないことってある。
「照れ」や「謙虚さ」だったりする。
それに普段の授業では、客観的に評価しなければならない。
あやふやな部分や数値化できない部分や
精神性に良し悪しはつけられない。
だから、彼等は必ずしもずば抜けて美術に長けた評価にはならない。
彼らはそういう大人の期待に沿うようなことができない。
表現に不器用なところこそ私は愛している。
ポスターやダイレクトメールを作って開催。
たった4枚だけど、じんわり張り切る彼等は、何て素敵なんだろうと思う。
展示は今月いっぱい。


あれっ?UP した?

2010-11-07 15:14:33 | 映画
あれっ?UP  した?
あまりに溜めすぎて忘れた。
画像は、今年豊作だったという食用ホオズキ。
甘酸っぱくて美味しかった。
「曲がれ!スプーン」…長澤まさみ。
ヨーロッパ企画の脚本が原本。
彼ら独特のドタバタな感じと、視点の傍らで展開する別の視点と。
コメディーであってハートフル。
アンユージュアルな人々がぐっと身近になる。
「私の中のあなた」…キャメロン・ディアス。
ミディアムでアリソンの長女役の子や、
アビゲイル・ブレスリン(「サイン」「リトル・ミス・サンシャイン」の子役)。
寿命と人生の価値。
数値化されないものを比較したり、
自分の価値観とものさしを合わせたり。
家族だから難しい。
キリスト教の輪廻思想は濃いんだね。
「蛇にピアス」…蜷川作品。
画面描写の隅々に常に宿る精神描写。
見た後ぐったり。
良い意味で疲れる。
「サーフィンUSB」…ヨーロッパ企画のお芝居。
限りなく「仮想」が「現実」に近くなっても、
それは「現実」ではない。
逆に貧しさを支えるものは「イマジネーション」だったり。
いつものように、コメディーさながらで始まる物語は、
すっごく重要な問題提起をしちゃう。
で、この人たちのお芝居の良いところは、だれも死なないということ。