uncolored wind

私に吹く風
アートとモノづくり

極上のワクワク

2010-11-09 19:01:29 | 授業実践

極上のワクワク
本日は振興会。
小学校の先生が「春に咲く花」と「機関車」の実践を見せてくれた。
「春に咲く花」は紙にクレヨンと水彩で「春」をイメージして絵を描いて、
自分だけの花びらを作って咲かせていくもの。
それぞれの色、それぞれの花が何て素敵なことか。
実物の花と同等の息吹・命を感じる。
春に教室に展示したのも素敵な扱い。
極上のワクワク

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「機関車」は、動いていた時代に思いを馳せる。
北海道人のフロンティア精神も重なる。
働き者で頑張り屋の機関車は、今はゆっくり訪ねる人を見守っている。
一番最初に自分が感じた色調でさらりと塗るんだって。
大人でも難しいことを子どもがやりきる。
子どもだからできるのかも。
伸び伸びした描写。
羨ましくなる。
ああ、私も悩むことなく気持ちの動く方へ筆を走らせられたなら、どんなにか楽しいだろう。
マットな絵の具で塗り潰しちゃっても、
また形を辿っていく仕事は、倍以上のエネルギーがいたはず。
いいなあ~。いいなあ~。
これだけ描けてのけるほどの意識付けをした指導者の子どもとの距離も近いのがわかる。
寄り添うってこういうことなんだよね。