何だか観ていたものメモ。
「レオニー」…イサム・ノグチの母の一生。
中村獅童・竹下景子・原田美恵子ほか。
WOWOWのオススメの言葉がいい。
『子供という彫刻』文:小山薫堂
自分によく似た石を切り出す。
思い通りの形にしたくて、
愛という名のノミを入れる。
しかし時にー
その石は、自らの固い意志によって、
ぼくのノミを跳ね返す。
その石が、
実は自分の思い通りにならないことに気づいたとき、
ぼくはそれを、
明日の空に放り投げるだろう。
そして、
ひとりぼっちになった石は、
運命という川の流れに削られ、
いつか、立派な作品となる。
それはぼくの作品に見えるかもしれないが、
完成させるのはぼくではない。
そう、つまりそれはー
ぼくのものではないのだ。
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自分の人生だもの、悔いなきように精一杯自分の意志と足で生き抜きたい。
「ノルウェイの森」…松山ケンイチ。
「SAYURI」…渡辺謙。
「幸せがおカネで買えるワケ」…デミ・ムーア。
「なくもんか」…阿部サダヲ・竹内結子・瑛太。
宮藤官九郎の脚本。
「白いリボン」…2009年制作でありながら全編モノクロ。
美しい。
人が無垢なのは生まれた直後と死ぬ直前か!?
いろんな可能性を漂わせた結末に、一番に恐ろしいのは「人」なのだと思わせる。
「100歳の少年と12通の手紙」…あと12日しか生きていられない少年と歯に衣着せぬ女性。
短い時間だけれど人生を謳歌する様が元気をくれる。
私は一日を苦手な屈伸一回ほどに考えてる。
ただ重力に逆らって丁寧に往復するだけ。
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