今夜は雨上がりで月も綺麗。
わが家の庭、上呂に住み着いている主、カエル殿。
今日は黒茶色。
昨日、貴重な休日をスタートさせるつもりで、早朝録画映画をチョイス。
気分が上がるような題名…と選んだのが「パーフェクトセンス」。
パーフェクトというからにはハッピーに違いないと。
ところが主題は五感が損なわれていく感染病。
病理学者とシェフの愛情を通して恐怖を描く。
その謎の病、進行のきっかけは感情の起伏。
たぶん7つの大罪を節目にしている。
嗅覚と味覚を失った世界のシェフ。
人間は備わった感覚で、表現することとそれを感じることに楽しみを見出だしていくのが素晴らしい展開。
悲観し貪欲になり、怒りに支配され、温もりの大切さに気付いたときには…。
こんなにも酬いを強いられる現代人の刹那。
朝に見るには重過ぎた。
考えたら、「表現」は癒しと希望を創り出す宝物なんだろう。
だから私は絵を描く。
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