今年度は中学校教科書選定。
分析の仕事に入った。
免外の担当者も多い教科になり、
昨年度の小学校教科書を見るとすっかりマニュアル本。
手順が先行する傾向が強かった。
授業って、子どもの気持ちを揺さぶってこそ楽しいものなのに・・・、
すっかり他の教科のような導入策を考えない事が増えてきた。
指導書がそのままネタバレで教科書になったのでは情けない。
今回の教科書の中には、私たちが必要と感じるエキスが取り入れられているページが増えた。
現場の声を聞いてくれたのがわかる。
不正がなく、支配されずに、子どもに最適なものが選ばれる事を願っている。
限りなく怪しい雰囲気も感じられる・・・。
権力って怖いな。愛をもってすすめてほしい。
ひょうんなことから、アイヌに関する人権教育推進に携わる事になった。
今春に、調べ物をしていて人伝に電話などして・・・知り合いになった方がとりくんでいた。
突然の申し出に、それは親身に相談に乗ってくれて、
私のしたいことをより現実味のあるものに感じさせてくれた。
私が「父」のように思っている人の中に、二風谷と辺野古に関わって力を尽くしている方もいて、特に違和感もなく共感できた。
いつもお土産に頂く、辺野古の飾りは現地のおばあの手作り。
二風谷のお話も、私の世界を広げてくれた。
でも、私がしたいのは、文化の垣根を取っ払うこと。
理論とは別の「表現世界」を広げたいだけなのだ。
この地上にいる子どもたちが生まれや育ちの違いに関わらず、自由に思いを馳せることができる世界をつくっていきたいだけなんだ。
ということで、このチーム、
道内では9月に講演とムックリと文様切り絵と歴史のワークショップをプロデュース。
来年の全国人権大会に行ってくることになった。
今年に続き、またネットワークが広がる。
こんな私に、ありがたいこと。
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