uncolored wind

私に吹く風
アートとモノづくり

blogの中のわたし

2009-08-09 07:12:42 | 映画

ブログを通してみると、

私って、何てゆったり生きているんだろう!と思ってしまう。

実際は、慌しくて、腰が重くて、いつも切羽詰っているんだけど。

まあいい。

最近見た録画の映画。

子どもに部分的にしか接さないこの時期は、

デスクワークがメインになるので、夜中まで大好きな映画を見てる。

眠れないのもあるけど・・・。

「幸せになるための27のドレス」・・・コメディ。

向こうって、本当に周りを巻き込んで結婚式するのが多いんだぁ。

それも特製のドレス着せて、友だちを参列させて。

面白かった。

「うた魂♪」・・・これもコメディ。夏帆。

北海道を設定にした高校合唱部の話。

ナンセンスだけど、そういうのも有りだよな~と思わせる。

ゴリやテツ&トモ(だっけ?)が不良学生役で、かなりおもしろいロマンがある役。

薬師丸ひろ子が顧問役。これも「根性」とは結びつかないゆるい印象がぴったり。

もともと、スポーツも歌も、勝ち負けや競い合いが理解できない性分なのだけど、

歌は確かに、集団を一つにするには効果的だと思うから、わかりやすい。

「 都市伝説セピア」・・・オムニバスドラマ。

おばけより何より、一番怖いのは人間だね。

自ら特異な世界に身を投じていく人間の3話。

「 ファーストフード・ネイション」・・・ブルース・ウイリスやパトリシア・アークレット(「ミディアム」のアリソン役)が出てきておどろき。

食とグローバリズムをテーマにした放送枠で入ってた。

架空のファーストフード店が舞台。

残忍なシーンもあり、政治と労働と食とが密接な中で起こり続ける偽造。

ちょっと気持ち悪くて、理不尽で、深く考えさせられる作品だった。

牛は2~3日食べられなくなった。

「 おくりびと」・・・母がすでに劇場で見ていたので、一緒だと展開を彼女が言ってしまうT-T

見ていたけど中断して、一人で続きを夜中に見た。

構成が本当によくできていた。

感情の描写などが、これぞ映画表現!と思うほど。

私も父親にはかれこれ30年会っていないけど、

あんなふうにはならないし、なれないな。

でも一人で号泣した。

「 おいしいコーヒーの真実」・・・「食とグローバル」枠のドキュメンタリー。

コーヒー好きな私。

でも、エチオピアのコーヒー農家の惨状ったら!

コーヒー1杯約50粒の豆を使うんだけど、

栽培農家の手元にはわずかしか落ちないしくみ。

豆取引市場はニューヨークが独占していて、

豆買い付け業者、焙煎業者、運輸業者、加工業者・・・と

どんどんコストが上乗せされていくしくみ。

だから、企業を経ず直売相手を探す。

スタバやネスレなどの社名が直に出ていて批判されていたけど、

企業の直営農場が最も悲惨らしい。

日本もそうなりつつある。

小麦・とうもろこし・ジャガイモ・・・など、産地がわからない作物を海外企業が作るように仕向けてるんだって。

農薬や遺伝子組み換えもセットでさ。

カカオを作るガーナの子どもたちは、学校へも行けず、

生涯チョコレートを食べる事はできない。

ちょっと高くても、自家焙煎のコーヒーショップ行くかな。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
試しにフェアトレードに着目してみては? (きりん)
2009-08-21 20:38:48
試しにフェアトレードに着目してみては?
返信する
>きりんさん (kiko)
2009-08-22 12:28:58
>きりんさん
こんにちは。
やはり、フェアトレードですかね。
NPOバンクなどには着目中です。

ずっと以前、「コーヒーは野蛮人の飲み物だ」と言い切った人がいました。
今になってそれが私の中でリフレインしてます。
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