uncolored wind

私に吹く風
アートとモノづくり

感情の起伏が激しいのは満月だから?

2011-03-21 19:26:40 | 映画
感情の起伏が激しいのは満月だから?
震災で、すっかり悲しみに捕われてしまった。
いかんよなー。元気をあげられるようじゃなきゃ。
ここ数日、夢の実現に向けて、自分でもアクティブに動いているのだけれど、
いろいろな方々にお誘いを受ける。
本当に充実している。
それも、昼夜を問わず、時間にぴったりとはまってくる。
特に様々な業種の集まりは私には必要。
満月の日、誕生会に誘われて行った。
本当は行かずに居ようと思ったのだけれど、
声をかけてもらえることに感謝しなければ…ね。
映画はローテンションにするようなものばかりに出会っちゃった。
「クロッシング」…2002年スペイン大使館への駆け込み事件がモチーフ。
脱北者の物語。北朝鮮の生活再現、悲痛な叫び。
炭鉱で働く元サッカー選手の妻が結核になることから、
息子と妻を残して国境を越える。
テーマがテーマなだけに極秘で制作されたそうだ。
救いようの無い現実に涙が止まらない。
多くの人に観てほしい。
「ソラニン」…宮崎あおい、桐谷健太。
浅野いにおの漫画だから、もっとボワッとしてるのかな~なんて思っていた。
ドラムの桐谷健太が良い味出してる。
バンド演奏で、
しかも映画で、
あんなに泣いたのは初めて。
見終わったら涙を拭いたティッシュが山に。
ミュージックプロデューサー役が「蛇にピアス」のタトゥー店長で、不気味で冷たい印象倍増。
思い込まないようにするから、ごめんよ~。
「ウルフマン」…満月だし、月が綺麗だし、何となく観た。
アンソニー・ホプキンスだよなあ、あの役。
モンスターホラーなのだけど、映像が綺麗。
CGがすごくって、細部まで見せる。
だからかな?説明的だ。
私の描きすぎる絵みたい。
自分の欠点がよくわかった。
「扉をたたく人」…シリアから不法滞在のジャンベ奏者青年に出会った冴えない老年大学教授。
妻を亡くして、ただ何となくやり過ごす毎日だったのに、彼にジャンベを教えられてドンドン変わっていく。
せつない物語だけれど、
ジャンベのリズムと老年教授の生きる鼓動が重なったり、「扉を叩く」ということがとっても重要な行為になっていて小気味よい。
秀作だと思う。



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