uncolored wind

私に吹く風
アートとモノづくり

いざ、実習へ

2009-07-16 01:41:43 | 日記・エッセイ・コラム

いつも子どもから学ぶことが多い。

昨日は学級の子どもと職場実習に。

特別支援学級を持っているけれど、

バス停で別れて、子ども一人でバスに乗車。

下車して地図を頼りに、実習先まで一人で移動。

所々で、星晶子のように見守りながら、初めて自分ひとりで行動できた。

それから実習。

先月、2人で手帳を使ってバス乗車練習をして、訪問面接相談。

夏場は過酷なパン工房で働く。

「わからないことは聞くこと」「出来上がったら報告」・・・を約束事に。

徹底した衛生管理で、絶え間なく、計量・分割・形成と片付け。

これが楽しい。特に1次発酵後のガス抜き。子どももプロ級に。

昼休みに工房の外に出ると、何と清々しい!

あっという間に3時を過ぎて、「お疲れ様でした。ありがとうございました。」

そこから、子どもを一人で帰す。

「下車するバス停で待っていてほしい。」という希望だったから、「じゃあ、待ってるね。」と。

その後また、星飛馬の姉のように、こっそり見届けながら先回り。

バスも何番乗り場の何線に何時かを確かめて、かなり緊張したらしい。

でも私のほうがドキドキ。その子のお母さんもドキドキだったらしい。

バス停で降車して降りてくる顔ったら、ニコニコだった。

立ち仕事の一日。椎間板ヘルニアの私には覚悟が必要だったけど、意外とストレス無し。

私も周りの方々からたくさん学んで、元気をもらってしまった。

子どももがんばった。

可能性も広がって、対人スキルが高まった実り多い一日だった。


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