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ふりかえれば…まろ

まろやパンダは最近露出が減ってますが、時折更新されてます。

中欧への旅13~繊細か大胆か

2008-02-10 | 【遠足】中欧
ブダペストで泊まったホテルのチョコレートケーキ。
見た目の愛らしさや繊細さ。濃厚でずっしりとくる重み。
ちょっと相反するイメージの組み合わせが面白いし美味しい!
ハンガリーはパプリカを使う辛いお料理が多いというイメージ。
でも泊まったホテルは外国人向けのお味なのかな。
優しいお味のものが多かったです。
全体的に盛り付けは大胆なものが多かったですが。
(それは中欧全般を通してそうだったのかも…。)
大胆といえばコチラ↓。

実は中には繊細な刺繍小物が入っていました。
だのに。このいやでもというほどのホチキス。
ホテルまで運んでいただけるサービスだったので。
誰かが開けたりしないようにという配慮だと思いますが。
この内と外とのギャップが楽しいです。ぷふふ。

中欧への旅12~ガイドブックに載っていないブダペスト

2008-02-10 | 【遠足】中欧
くさり橋をのぞむドナウ川沿いをおさんぽしていると。
たくさんの鉄製の靴たちが並んでいるのを見つけました。

なんだろ。きっと何かの作品だよね。
でもガイドブックにも載っていないし。

帰国後、初めて知ったことですが、ハンガリーはユダヤ人が多かった国のひとつでした。第二次大戦中のナチス支配下。ハンガリーからもアウシュビッツに送られたユダヤ人が多数だったのに加え、特に1944年冬からは毎晩何十人ものユダヤ人が、凍てつく冷たい冬のドナウ川に突き落とされ、5千人ほどが亡くなったのだそうです。

鉄製の靴たちは過去の過ちを風化させないために2005年につくられた記念碑なのでした。
いろんな靴が混じっていました。ちいさなちいさな子どもの靴も。
こんな風に、ひっそりと、だけどしっかりと、ドナウの遊歩道にある鉄製の靴たち。
美しい歴史的なまちなみの中に宿る歴史の影です。

参考サイト
「鉄製の靴は何を見たか?」(我が愛すべきハンガリーのジレンマ 第94号 2005.11.4)

中欧への旅11~くぎづけです(ブダペスト・中央市場)

2008-02-09 | 【遠足】中欧
えーとえーと。
長らくおやすみしておりました中欧への旅の記事。
突然再開いたしますです。
今さら読みたくないかもですが・・・。
えー。いいでしょうか。いいでしょうか。

さて。まるで駅の構内みたいな写真ですが。
こちらはブダペストの中央市場なんです。
ひろーい市場の中には。

こーんなお肉屋さん。

食事のとれる場所もたくさんあったので。
昼食後の満腹状態で訪れたことを残念がる相方くん。

私は。というと。
キャベツ。キャベツ。キャベツ。
ニンニク。パプリカ。ニンニク。パプリカ。
に。くぎづけ。なのですよ。

あ。そうそう。
あいにくお天気が悪かったので写真を撮りそびれたのですが。
外観もモザイク模様が素適だったです。

中欧への旅8~ここちよい静寂と、かなでる歴史と(ブダペスト・聖イシュトヴァーン大聖堂)

2007-09-20 | 【遠足】中欧
ブダペストの聖イシュトヴァーン大聖堂です。
キリスト教をハンガリー国教と定めたイシュトヴァーン初代ハンガリー国王を祀る大聖堂。
1851年から50年あまりかけて建てられました。レリーフや絵が素適。
写真、撮影していいですからね。ってガイドさんが云って下さって、撮っていたのですが、こういう場所には必ず祈りを捧げている方がいらっしゃるわけで、カメラを向け続ける自分が、なんとなく後ろめたい気持ちになります。

広場をはさんで向かい側には、事実上ソ連に統治されていた時代の建築物が残っています。 ソ連による統制が終わって、こうした建物は随時破壊され、古い伝統的な様式などが復興されていったそうだけれど、今ではこうした建物も過去の歴史的遺産として残すべき対象のひとつになりつつあるのだそうです。

中欧への旅5~雨のブダペスト

2007-09-15 | 【遠足】中欧
つめたい。あめの。なか。
そまる。おもひ。


ブダペストは雨模様。
まちなかを見て歩くには、ちょっと雨はつらいけれど。
しっとりと。静かで。すこし重たく。なんとなく。ゆっくりとしていて。
なんとなく、抱いていた中欧のイメージ。その、イメージどおり。

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ひとつ前の記事では、「ほとんど良いお天気でした」なんて書いておきながら、いきなり雨の記事でごめんなさい。
時系列の記事順になっていないので、せっかく読んで下さる方には、きっと読みにくいと思います。
もしかしたら、後日、記事の順序を入れ替えるかもしれませんが、当面はひとつひとつ記事をあげていくことを優先したいと思っています。

中欧への旅4~拝啓 こちらはよいおてんきです

2007-09-13 | 【遠足】中欧
えっと。内容が完全に前後していますが、8日間の日程はこんな風でした。

【飛行機】関空→アムステルダム経由→ブダペスト

【バス】ブダペスト→センテンドレ→エステルゴム→ウィーン→チェスキークルムロフ→プラハ

【飛行機】プラハ→アムステルダム経由→関空

最初のブダペストだけは雨(それはそれで雰囲気があって良かったのですが)。
でもその後は見事にとっても良いお天気に恵まれました。
中欧三カ国の間はずっと同じバスでの移動。
それぞれの国境もバスに乗ったまま越えました。
予想された渋滞に巻き込まれることもなく、ずっと、すいすい。
添乗員さんも素敵な女性で、とってもとっても素敵な旅になったのですよ。

写真はプラハにて。

中欧への旅2~はる、さきどり(ウィーン・市立公園)

2007-09-12 | 【遠足】中欧
かの。みやこへ。
きたりなば。



準備編にも書いたとおり、3月の中欧は寒いはずでした。
だからダウンを着込んで防寒対策もばっちりだったのに。
だのに。だのに。
・・・桜が咲いていました。
今年は1400年ぶりの暖冬だったのだとか。
岐阜からウィーンに贈られた桜。でもきっと同じ頃、岐阜では開花していなかったでしょう。
でもウィーンの街にも馴染んでいて、そのことにまた異国情緒を感じたりしたのでした。
皆さんは異国を感じるのはどんなときですか?

中欧への旅1~たびにでる準備編

2007-09-12 | 【遠足】中欧
ずっと書けないでいたのだけれど、3月に中欧へ相方くんと旅行した記事を書くことにしました。
時間的な余裕があるからとかないからとか言うことじゃなくて、ただただ書きたい気持ちになったからです。
でも、写真がありすぎるので、なかなかまとまった記事にはならないかもしれません。
もしよろしければ気長にお付き合いいただけたらとっても嬉しいです。

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3月下旬に、ブダペスト~ウィーン~プラハをめぐる8日間の旅に、相方くんと出かけてきました。といっても二人とも何か芸術や歴史に造詣が深いわけではありません。相方くんが「ヨーロッパに行きたい!でも知り合いが行ったところは嫌だ!」とノタマイマシテ、いわゆる新婚さんが行きそうなメジャーどころは却下になって、残った選択肢は北欧と中欧だったのです。
当初、中部からのツアーに申し込んでいたのですが、申し込みは私たちだけで催行されず、関空発着のツアーに参加することとなりました。やっぱりロマンチック街道とかにしておくべきだったかしら。なんて。出発日も後ろに数日ずれ込むことになりました。

実は、初海外の相方くん。初海外に加え20年以上ぶりの飛行機。どきどきです。
そして、海外旅行はいつも同行の人におまかせだった私。
今回は私がしっかりしなくてはねと、どきどきです。
本やネットで情報をチェックしたり。特にウイーンでクリムトを見ることを楽しみにしていたので、映画「クリムト」を見たり『芸術新潮』のクリムト特集のを買ったり。小説『プラハの春』やクンデラを読んでプラハに期待を寄せてみたり。 引越やなんやかんやと多忙だったけど。でも少しでも気持ちを高めたくて色々やってみたりしたのでした。

ちなみに、この旅行を含む3月下旬から4月1日の予定は、ほぼ一日刻みでこんな感じでした。

前職場の最後の出勤→引越→現職場の採用試験→旅行→現職場への初出勤

3月下旬の日程で旅行にしてしまったことを悔やんだりもしたけれど。
とにかく準備しなくちゃね。

中欧の気候は北海道並とのこと。ダウンジャケット、帽子、手袋、もちろん歩きやすいぺたんこブーツ。そしていざというときのために、カイロやレッグウォーマーも入れました。背の高い相方くんは、一着一着がめちゃくちゃかさばるので大変です。

そんな風に、えーとえーとと、パッキングをして、あっという間に当日。出発なのですよ。