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ふりかえれば…まろ

まろやパンダは最近露出が減ってますが、時折更新されてます。

迷い箸はいけませんよ~能登にゆく4~

2007-02-23 | 【遠足】能登
まずは食前酒と先附。
先附は九十九湾の「タカモ」という海草に梅酢ジュレのかかったもの。
能登は海草も豊富なところなのです。
例えばモズクなんか、とーっても細くって繊細な食感なのですよ
タカモはもずくのように細いわけではなく、細かく刻んであります。
シャクシャクとした食感に梅酢のさっぱりとしたさわやかな酸味。
優しくてそれでいてしっかりとした旨み。

前菜だけでも書ききれないくらいなのですよ。
特に牡蠣の桑焼は味がぎゅぅぅぅぅっと凝縮していて美味。

お造りは七種。ガスエビもありますね。こちらでは「能登海老」とも云うようです。
河豚葱巻は初めていただく組み合わせでしたよ。
「鴨が葱を背負ってやってきた」なんて云うものですが、
なかなかどうして、河豚と葱もとってもよく合います。

こちらはカスベの旨煮にお野菜の炊き合わせ。
「かすべ」とはエイヒレのことです。
ほら。こんな風に軟骨があるのです。

身の部分はジューシー&軟骨はコリコリカリカリなんともいえない歯ごたえ。

まだまだご馳走はこれからだよ。えへ。

海の青の上で~能登にゆく3~

2007-02-22 | 【遠足】能登
お食事の時間になりましたよ。
窓の外に目をやると。なんと。ここは海の上なのです。
すぐそばで。おさかなたち。ゆらゆら。
以前訪れたときには、窓の真下でスズキが泳いでいました。
この夜は、ちいさなちいさなおさかなたちの群れが、光に集まってきていましたよ。

こんな場所でいただける海の恵み。
おしながきを見て期待は高まるばかりなり♪

青色をみつけよう~能登にゆく1~

2007-02-22 | 【遠足】能登
海と。どっちが青いと思う?


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能登町にある百楽荘におとまりに行きましたよ。
以前いちどお泊りさせていただいて、とってもとっても素適なお宿でしたので、またお泊りすることにしよ~って楽しみにしていたんですよ。
女三人でのおとまり♪
お宿に着くと、九十九湾の見渡せる窓際の席で、ローズヒップティーをいただきました。
ほんのり後味が甘いんです。こちらのお水はとっても美味しいの。お料理も楽しみなんですよ。


関連記事
九十九という名前だから

能登スイーツ~姫どら/酒粕クッキー

2006-12-06 | 【遠足】能登
能登町宇出津で開かれた寒ぶり祭りにて。
お名前の通り、もちろんおさかなも魅力だったのですが…。
やっぱりわたしが心惹かれたのはスイーツ。
珠洲でつくられている能登大納言小豆を使ったお菓子が売られていました。
その名も「姫どら」という名前の小さなどら焼きです。
上の写真の左上に、ラベルの貼られていない同様のミニどら焼きがありますが、こちらは北海道小豆を使ったどら焼きなんです。
能登大納言小豆と北海道産の小豆を食べ比べてみよう!と売っていたんですよ。
素敵。こういうのって大好き。楽しいし味の違いがわかって楽しいし。
ということで、両方試食です♪

こちらは能登大納言小豆の餡。


そして、こちらは北海道産の小豆の餡。

ディスプレイによってはわかりにくいかもしれませんが、見た目もかなりちがうのですよ。
能登大納言小豆は、比較的粒がしっかりと残っていて、豆粒がてかてかしています。
北海道産小豆のほうは、こし餡のようにつぶれてしっとりしています。
食べてみると、またさらに全然ちがうんです。
能登大納言小豆のほうは、まめまめしい味がします。もちろんどら焼きとしてもとっても美味しいけれど、これできんつばつくったら絶対に美味しいよなぁ・・・。
北海道産はあまり豆らしさを主張しない優しい感じです。
云ってみれば、北海道産は、豆からあんこに変身しましたという感じですが、能登大納言のほうは、餡になってもおいらは豆なんだぜ。っていう感じ。
豆好きな私としては、まめまめしい能登大納言小豆がやっぱり好き♪

こちらは酒粕クッキー。

封を空けた途端ひろがる酒粕の芳醇な香り。黒い粒はもろみなんですって。
以前お邪魔させていただいた松波酒造さんの大吟醸酒粕を使って作られています(わたしも以前パンを焼いてみたんですよ)。
このクッキー、香ばしくてすっごくすっごく美味しい。
厚さがあってしっかりと食べ応えのあるクッキーなのにぺろりとたいらげてしまいましたよ。
ほどよい懐かしさを感じる甘さなのもまたいいです♪
能登で美味しいのは海のものだけじゃないんだよなぁってあらためて実感しましたですよ。

能登大納言小豆について詳しくはこちらをどうぞ。
【のと珠姫 ノトマメヒメ】能登大納言小豆でスズ人の顔が見えるスイーツを作ろう
松波酒造さんについて詳しくはこちらをどうぞ。
【大江山の酒楽日記】 能登の松波酒造から若女将がお届けします

のとはゆたかなのだ

2006-12-04 | 【遠足】能登
能登に行っていましたよ。
いつも能登を訪れるたびに豊かな地域だなぁと思います。
昨年から何度か泊まらせていただいている民宿でのお食事風景です。
普段の1日分よりも多いお料理が並びました。
でもこれ。お料理の追加なんかはしていないのですよ。
基本のお料理なのに毎回すごいのです。今回は蟹膳でした。
思わず「ここ、ほかのお客さん用じゃないかしら?」と思い、お宿の方に確認に行ってしまったほどです。
いつも何から手をつけようか迷ってしまうのだけれど・・・。

まずはやっぱり香箱蟹。

先日おでんでいただいた記事を載せましたけれども。
香箱の食べ方としては茹でたものが一般的です。
外子ぎっしりでした。内子は少なめ。
カニは絶対に言葉すくなになる。

カニ鍋。赤くないのはもちろん生の状態で写真をとったからですよ。
カニそのものよりもおだしがとっても美味しい。
だから葛きりやエノキが美味しかったのでした。すでに息切れ状態。

いつもはいちばん最初に手をつけるはずのおさしみが、中盤に…。
甘エビのミソまでが美味しいのは歩いてすぐそばのところに魚市場があって。
セリが終わったらすぐにお宿に運ばれてくるからです。

フライにもカニ。むー。もー。おなかいっぱいに…。

鯛の塩焼き。これ。一人一尾なんですよ。
どうする?!(ライフカード状態)

他にも茶碗蒸しになまこ酢などなど。
不覚にも食べ切れませんでした。ごめんなさいごめんなさい。

天然酵母パンが焼けましたよ

2006-03-26 | 【遠足】能登
松波酒造さんで購入した大吟醸の酒粕。何をつくろうかなぁって考えていました。実は酒粕を自分で購入したのは初めて。甘酒に粕汁くらいしか浮かんでこないなぁ…。

あ。そうだ。酒粕で天然酵母を作ってパンを焼いてみよう!
これまでパンは一度も焼いたことがなかったのですけれども、ずっと、焼いてみたいなぁと思っていたのです(一度も焼いたことないのに天然酵母からつくるなんて無謀でしょ。というツッコミはなしでお願いします)。

レシピはいろいろあって迷うのだけれど、今回、私が参考にしたのは、「寺田本家」の酒粕酵母パン。レシピの分量も比較的少なめだったし、酵母作りの材料に酒粕だけじゃなくてゴハンを足すので、パンにつぶつぶが残って美味しそうだなぁって思ったからです。

さて。天然酵母づくり編。
1日では酵母がぷくぷくしませんでした。
少し水を足して丸2日間かけたら無事ぷくぷくきましたきました。

さてさて。肝心なパン生地のこねこね編。
実はどのくらいこねこねしたらいいのかよくわからなかったのですよ。だから適当にやって、このくらいでいいかしらと置いておいたのですが、無事に生地がぷくーっと発酵しました。よかったよかった。

そうして焼けたパンがこちら。じゃーん。

表面の玄米のぷつぷつがなんだか美味しそう♪
半分に割ってみますと。まだちょっとお酒の匂いが残っています。
皮はカリッと、中はモチっとして、食感はいい感じなのですが。
味は少し酸味が強いような気がします。うーぬ。
ちょっと慎重になりすぎて過発酵気味だったかもしれません。
もうちょっと練習が必要そうです。

さて。酒かすお料理はもちろん他にも。
こちらは甘酒。とっても芳醇。美味です。
大吟醸で甘酒ってなんだか贅沢ではありませぬか。

粕汁もつくってみましたよ。

冷えた体がほぉっとあったまります。
春先も冷たい雨が降る北陸。
まだまだ酒粕料理が活躍しそうです。


TB先
酒粕は中の酵母が生きてます 【できたて大吟醸粕】(【大江山の酒楽日記】能登の地酒とおいしいものと酒蔵風景を松波酒造からお届けします)

能登の酒蔵へ(松波酒造にゆく)

2006-03-25 | 【遠足】能登
少し前に。能登の松波酒造さんを訪れましたよ。

「大江山」という銘柄の日本酒をつくられている酒蔵さん。

突然の訪問だったのですけれど。
蔵も見せていただくことができました。
明治時代からの建物なんだそうですよ。
天井を見上げると。微妙な角度と曲面を描いています。
なんだか海の底から船底を見上げているみたいです。
建築関係の調査に訪れる方もいらっしゃるのだとか。
配線も年代モノ。

大きな大きな釜も現役で活躍中です。

下は煉瓦で組んだ竈。
火力はガスに変わっているそうだけれど。
すごいなぁ。

こちら。もろみをしぼる槽(ふね)ですよ。

(こういう槽は今では大手の酒蔵ではあまり使われないそうです。
蛇腹の連続しぼり機の方が大量にしぼれるから。)
専用の袋に入れて。上から少しずつ少しずつ圧力をかけると。
槽口(ふなくち)から。落ちてくる。日本酒のしずく。

ここからいただくヒトクチが一番美味しいんだって。

大吟醸の酒粕が美味しいよとうかがったので購入しました。
冬にいただいたしぼりたてのお酒もとっても美味しかったので。
しかも。大吟醸なので。期待大。大。大。
酒かす使って何つくろうかなぁ。わくわくです。

ふたたび「カフェ・木の音」にゆく

2006-03-09 | 【遠足】能登

昨秋に訪れたカフェ「木の音」(きのこえ)。
ふたたび輪島市金蔵を訪れましたよ。

この冬は本当にたくさんの雪が降りました。
まだまだ雪が残っています。数日前にも降ったばかり。

慶願寺の本堂の周りはガラス張りになっています。
こちらの神社仏閣には多いのです。
雪や雨が多い北陸の建物を守る工夫のようですよ。

カフェスペースも透明なプラスティックのシートがはられています。
雪や雨。そして風はやっぱり冷たいから。

でも。今日は。あたたかな春の陽ざし。

まあるいまあるい窓から。さしこんでくる。
あったかな光を。あびながら。
黒米やソバ・スプラウトがのったピッツァをいただきます。

なんだか。とってもしあわせで。
うとうと。うとうと。眠たくなっちゃうんですよ。
雪が溶けたら。カフェで。桜のお花見。

梅屋「黒糖まんじゅう」

2006-03-07 | 【遠足】能登
おみやげにいただいて。
大好きになったおまじゅうがあります。

七尾市のまちなかにある、梅屋さんの黒糖まんじゅう。

さわると。ふにふに。ふわんふわん。ってするのです。
皮がもちもちっとしていてとっても美味しいのです。
早く食べないと。固くなっちゃうのです。

中の餡子ももちろんしっとりとしていて美味しいのです。
でも。うん。やっぱり。皮だけおかわりしたいな。

今夜はシチューっていうからさ

2005-12-23 | 【遠足】能登
ちょっと前のシチュー。
だってかなこさんが「今夜はシチュー」っておっしゃるのですもの。
すごくすごく食べたくなってしまったです。
寒い夜はやっぱりあつあつのものじゃないとね。

雪で買い物に行くのもいやだったので。おうちにあるもので。
たまねぎ。にんじん。じゃがいも。しめじ。ほうれん草。ウインナ。豆乳。
シチューの素がなくても、奥能登の揚げ浜塩田の塩なら、にがり成分が作用するのか、とってもいい具合のとろみがつくんですよ。



しばらく更新できなくてごめんなさい。
更新が滞っている間も、毎日たくさんの方が遊びに来てくださっていて、とても嬉しかったですし、また申し訳なく思いましたです。
みなさん。ありがとう。