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もっともらしい正論を語る人ほど情報弱者の可能性

2024-10-10 10:33:41 | その他
人間は自分の頭の中にない情報、たとえばUFOのように常識から大きく逸脱した情報が入ってくると不安になってしまうようです。そこでUFOの存在自体を全否定してしまうという行動に出ます。

ただ私はUFOを否定しているのですが、それなりの根拠を持っています。まずUFOはどこから来たのでしょうか。地球から比較的近い惑星に宇宙人がいることは確率的にいって難しいし、そうだとしても見つかっているはずです。

そこで比較的近くの1万光年離れた惑星だと仮定します。そうするとその惑星の宇宙人はどうやって地球に来たのでしょうか。光の速度以上の移動手段というのは現実的ではありませんので、光速で1万年かけてきたという事になります。

宇宙人の寿命が1万年以上というのも考えられませんので、世代交代をしながらかもしれませんが、これもあまり現実的とは思えません。最後の手段として1万年凍結して眠っているとの方法が考えられますが、1万年もの間生命が維持できるのかというと、難しいような気がします。

まあ私の想像できないような方法で、飛来しているのかもしれませんが、それにはかなり大型の宇宙船が必要でしょう。それが太陽系の近くまで来てUFOが地球に来ているのかもしれませんが、こういった大型母船は見つかっていません。

という事で私はUFOは存在しないと思っています。さて人間の脳には大きな欠陥がいくつかあります。そのひとつがウソに騙されやすい人には、前述のように自分の頭の中にある情報から判断するというものです。

また本能を抑えて利己的になるという欠点もあります。大脳新皮質の発達で本能を上回ったために自分よがりになってしまったとしています。多細胞生物ができた時、バージェス動物群の王様でアノマカリスという生き物がいました。

海生生物の一種で、この時代の動物としては最大かつ最強で、カンブリア紀の生態系の頂点に君臨していました。アノマカリスは初めての肉食動物と言われていますが、すぐに滅びています。自分ひとりで生きていけると思い、群れを作らなかったからと推測されます。

人間以外に利己的な動物はいません。基本的に動物は群れで生活していて、他者と協力することが本能に刷り込まれているからです。人間は親子間でも争いが起こります。古い考えでできている親の脳と、新しい考えでできている子どもの脳ではなかなか意見が一致しないからです。

この様に人間は本能を抑えて利己的なるということで多くの問題が生じてしまうようです。これは人間の脳の変化ということで、解決法は難しいのかもしれません。


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