私は78歳となりましたので、同年代の友人の中には難聴になってきているのが出てきました。
Y君が最近ひどくなり、向き合って話しているときはほぼ問題ないのですが、ちょっと声をかける時などはほとんど聞こえていないようです。
一般に老化は44歳と60歳という2つの大きな節目があり、60歳の節目からは誰もが老眼や難聴などの老化を感じるようになるそうです。実際細かい文字の文章は避けるようになることは、50台を過ぎると多くの人が経験します。
この時自分も年だと冗談半分に軽く言っているうちは、真剣に老化を考えているわけではありません。老眼は40歳のころから起こり始めています。
眼は水晶体というレンズの厚さを変えて、様々な距離のものからくる光が網膜の上にちょうど届くようににして、ピントを合わせしっかりと見ています。水晶体の弾力性が年とともに失われて硬くなっていきます。その結果近くのモノが見えにくい老眼が進行していきます。
眼精疲労を回復させるといわれている、アスタキサンチンやアントシアニン、ルティンなどを食事に加えるとよいとされています。毛様体の筋肉の衰えは、まさに視力負債の始まりで全身の筋肉の衰えの現れです。
視力の衰えは、全身の筋肉の衰えと相まって転倒事故を増やします。また知覚情報の70%は視覚情報なので、その不足は認知症にもつながります。一方あまり気にしないのが、聴力の低下です。65~74歳の3人に1人、75歳以上では半数以上に難聴が認められます。
老人性難聴は高い音が聞こえにくくなることから始まり、50歳ぐらいから起こってきます。これが聴力負債の始まりで、視力の衰えと同じくらいに全身の老化負債のサインとなります。難聴はすべての人におこるわけではないのですが、実は認知症の最大のリスクです。
聞こえにくいので無意識のうちに人とのコミュニケーションを阻むようになり、自分のほうから一方的に話したり、逆に無口になります。そのような状態が続くと孤立感が生まれ、幸福感は低下します。これはヒアリングフレイルとして最近注目されるようになってきました。
80歳でもささやき声程度、30デシベル程度の音が聞き取れることが目標にされています。難聴は治す方法がないので、早めに補聴器をつけ聞こえる体を保つことが、老化負債を大きくしていかないためには重要です。
現実は多くの人が補聴器をつけることを拒否しますし、装着してもすぐにギブアップしてしまいます。最近はAIを利用したデジタル補聴器も開発され、うまく会話の音域を中心に増幅できるようになっています。
補聴器をつけているということで、老けて見られることに対して心理的に拒否反応を示す人も多いようです。
私はまだ難聴にはなっていないようですが、気を付けるべき症状なのかもしれません。
Y君が最近ひどくなり、向き合って話しているときはほぼ問題ないのですが、ちょっと声をかける時などはほとんど聞こえていないようです。
一般に老化は44歳と60歳という2つの大きな節目があり、60歳の節目からは誰もが老眼や難聴などの老化を感じるようになるそうです。実際細かい文字の文章は避けるようになることは、50台を過ぎると多くの人が経験します。
この時自分も年だと冗談半分に軽く言っているうちは、真剣に老化を考えているわけではありません。老眼は40歳のころから起こり始めています。
眼は水晶体というレンズの厚さを変えて、様々な距離のものからくる光が網膜の上にちょうど届くようににして、ピントを合わせしっかりと見ています。水晶体の弾力性が年とともに失われて硬くなっていきます。その結果近くのモノが見えにくい老眼が進行していきます。
眼精疲労を回復させるといわれている、アスタキサンチンやアントシアニン、ルティンなどを食事に加えるとよいとされています。毛様体の筋肉の衰えは、まさに視力負債の始まりで全身の筋肉の衰えの現れです。
視力の衰えは、全身の筋肉の衰えと相まって転倒事故を増やします。また知覚情報の70%は視覚情報なので、その不足は認知症にもつながります。一方あまり気にしないのが、聴力の低下です。65~74歳の3人に1人、75歳以上では半数以上に難聴が認められます。
老人性難聴は高い音が聞こえにくくなることから始まり、50歳ぐらいから起こってきます。これが聴力負債の始まりで、視力の衰えと同じくらいに全身の老化負債のサインとなります。難聴はすべての人におこるわけではないのですが、実は認知症の最大のリスクです。
聞こえにくいので無意識のうちに人とのコミュニケーションを阻むようになり、自分のほうから一方的に話したり、逆に無口になります。そのような状態が続くと孤立感が生まれ、幸福感は低下します。これはヒアリングフレイルとして最近注目されるようになってきました。
80歳でもささやき声程度、30デシベル程度の音が聞き取れることが目標にされています。難聴は治す方法がないので、早めに補聴器をつけ聞こえる体を保つことが、老化負債を大きくしていかないためには重要です。
現実は多くの人が補聴器をつけることを拒否しますし、装着してもすぐにギブアップしてしまいます。最近はAIを利用したデジタル補聴器も開発され、うまく会話の音域を中心に増幅できるようになっています。
補聴器をつけているということで、老けて見られることに対して心理的に拒否反応を示す人も多いようです。
私はまだ難聴にはなっていないようですが、気を付けるべき症状なのかもしれません。
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