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床のお掃除は掃除機だけではダメかも

2019-06-18 08:31:44 | 住まい全般

床のお掃除、掃除機だけ済ませていませんか?

 もうすぐ梅雨に入りますよね。梅雨時は湿気も多くカビやダニが大量に発生する時期でもあります。そこで床の掃除の仕方を考えてみましょう。

 カーペットの場合、特に子供が小さいときは食べ物や飲み物といったものをよくこぼします。そこでカーペットの掃除方法ですが、カーペットは1ヶ月に1度、水拭きするのが効果的です。よく晴れた日に、強く絞った雑巾でいろいろな方向にこすると、汚れやホコリがよく落ちます。この時、雨の日や湿気の多い曇った日にすると湿気がのこりカビの原因にもなりますので避けるようにして下さい。

 飲み物や食べ物の落とした後など、部分的な汚れにはカーペットクリーナーを使います。掃除機をかけてゴミやホコリを取り除いた後に、カーペットクリーナーを吹き付けて、スポンジやブラシでこすります。このときの注意点としては、縦、横、右、左といろいろな方向にこすって汚れを落とすのがポイントです。こすった後、最後に掃除機をかけて、パウダーを吸い取ってから、毛並みを揃えておきます。

 カーペット全体をきれいにしたいときは、1度に全体に拭きつけるのではなく、50Cm×50Cmぐらいの部分に分けて作業を進めていきます。ただし、シミによっては取れないものがありまた、シミはついてすぐでないと取れないものが多くありますので、注意が必要です。また、クリーナーを拭きつけたからといって取れるものでもありませんので注意が必要です。特に、醤油やソースといった調味料や血痕などは落ちない場合がほとんどですので、注意をして下さい。

 畳の場合、掃除機は畳を傷めないように、畳の目に沿ってかけるようにして下さい。また、畳の場合、水気を吸うと汚れやカビの原因にもなりますので、カラ拭きが原則です。しかし、汚れがひどい場合は、かたく絞ったきれいな雑巾で拭くようにして下さい。

 畳を拭き掃除をするときの注意として、畳を拭き掃除する場合は、ゴミやホコリをよく取ってからでないと、畳の目に汚れをすりつけることになってしまい、逆効果になりますので注意が必要です。

 また、クレヨンや油汚れがついた場合は、住宅用強力洗剤を使うと効果的です。ただし、そのままにしておくと変色したりしますので、最後にお酢を入れた水で拭くとアルカリを中和させる効果がありますので、変色を防ぐことができます。洗剤を使った後は、必ず最後にかたく絞った布で水拭きをするなどして、洗剤分を取るようにして下さい。色ムラやシミの原因になることがありますので注意して下さい。

 畳の黄ばみが気になる場合は、畳黄ばみ取りを塗るのも方法です。また、拭き掃除の水にお酢を入れて拭くのも効果があります。ここでポイントですが、畳の黄ばみ取りを塗る場合は、畳の目に沿って塗るのが効果的です。

 年に1度くらいは畳をあげて風を通し、畳の裏側と畳をあげた床にも掃除機をかけるのが理想です。庭が狭く、屋外に干せない場合は、室内で立てかけておきだけでも、効果が期待できます。意外と畳の裏に地面からの湿気によってカビが発生しているということもありますので、畳を乾燥させるという意味からでも実行するようにして下さい。


 

 

 

 

 

 


大和長寿道を歩こう「桜井駅~JR畝傍駅」

2019-06-18 07:45:58 | 地域と文化

 

大和長寿道を歩こう・安倍文珠院

 JR・近鉄桜井駅から最初に目指すのが歩いて1㎞くらいのところにある安部文珠院です。このあたりは、安倍仲麻呂を生んだ豪族安倍氏の地であったのです。むかしは安倍氏の氏寺である安倍寺があったところですが、今は史跡となって発掘跡が公園になっています。

 安倍文殊院は西暦645年に創建された寺院です。京都・天橋立の切戸文殊、山形の亀岡文殊と共に日本三文殊のひとつです。入試合格祈願や学業成就、厄除け魔除け祈願を願う人々のお参りが多く見られます。御本尊は「三人寄れば文殊の智恵」の格言で有名な文殊菩薩で、日本最大(7m)、鎌倉時代・1203年に仏師・快慶によって造立されました。獅子に乗り4人の脇侍を伴う、渡海文殊群像【5像全てが国宝】です。また、開運弁才天、安倍仲麻呂公、安倍晴明公の御尊像、方位災難除けの九曜星が安置される境内の金閣浮御堂は、霊宝館として内陣参拝でき、季節によって様々な寺宝を見ることもできます。

 現在の文珠院は鎌倉時代に入ってからつくられたものです。文珠院の名の通り、本堂には文殊菩薩が安置されています。獅子に乗る文珠(木造・玉眼・文珠の大きさ2m、光背から台座での総高7m)を中心に、獅子の手綱を取る優填王(うてんおう)が向かって右に、そのかたわらには善財童子(ぜんざいどうじ)、左に須菩提(すぼだい)と維摩居士(ゆいまこじ)が置かれ、渡海文珠の形式がとられています。これらすべて鎌倉時代の作で、快慶の作だと伝えられています。

  境内や周辺には古墳も多く、とくに西古墳は、羨道(せんどう)の幅が2.3m長さが8mあり、玄室の広さは5.1m☓2.8m、その高さは2.9mあります。天井には大きな1枚の花崗岩を用い、その天井の中央にはアーチ状の凹みをつけています。また、周囲の壁に積み上げた切石の細工もていねいで、ひとつの切石の真ん中に縦線を入れて2枚に見せているものが3ヵ所もあり、古墳技術の粋を見せてくれています。

               

 

 

           

 

            

 

           

祈りのお抹茶・お点前体験 (お菓子・本堂参拝付)

 僧侶によるお抹茶の召し上がり方や、点て方の説明の後、立礼式(椅子とテーブル)にてお願い事をしながらお抹茶を点てて拝服していただきます。お抹茶は大和茶、お菓子は本葛を使用しています。国宝の文殊菩薩像が祀られている本堂拝観と寺の説明も付いています。

開催日:6月~8月の土曜日(※その他日程は応相談)※1日1回実施 14:30~(所要時間:約1時間)
 
参加費:大人・中高生 1,700円/名小学生 1,500円/名

基本情報

所在地:桜井市阿部645  TEL 0744-43-0002

拝観時間:09:00~17:00年中無休

拝観料:大人(中学生以上) 700円、小学生 500円菓子・抹茶付き

アクセス:JR・近鉄 桜井駅よりバス「安倍文殊院前」下車1分