床のお掃除、掃除機だけ済ませていませんか?
もうすぐ梅雨に入りますよね。梅雨時は湿気も多くカビやダニが大量に発生する時期でもあります。そこで床の掃除の仕方を考えてみましょう。
カーペットの場合、特に子供が小さいときは食べ物や飲み物といったものをよくこぼします。そこでカーペットの掃除方法ですが、カーペットは1ヶ月に1度、水拭きするのが効果的です。よく晴れた日に、強く絞った雑巾でいろいろな方向にこすると、汚れやホコリがよく落ちます。この時、雨の日や湿気の多い曇った日にすると湿気がのこりカビの原因にもなりますので避けるようにして下さい。
飲み物や食べ物の落とした後など、部分的な汚れにはカーペットクリーナーを使います。掃除機をかけてゴミやホコリを取り除いた後に、カーペットクリーナーを吹き付けて、スポンジやブラシでこすります。このときの注意点としては、縦、横、右、左といろいろな方向にこすって汚れを落とすのがポイントです。こすった後、最後に掃除機をかけて、パウダーを吸い取ってから、毛並みを揃えておきます。
カーペット全体をきれいにしたいときは、1度に全体に拭きつけるのではなく、50Cm×50Cmぐらいの部分に分けて作業を進めていきます。ただし、シミによっては取れないものがありまた、シミはついてすぐでないと取れないものが多くありますので、注意が必要です。また、クリーナーを拭きつけたからといって取れるものでもありませんので注意が必要です。特に、醤油やソースといった調味料や血痕などは落ちない場合がほとんどですので、注意をして下さい。
畳の場合、掃除機は畳を傷めないように、畳の目に沿ってかけるようにして下さい。また、畳の場合、水気を吸うと汚れやカビの原因にもなりますので、カラ拭きが原則です。しかし、汚れがひどい場合は、かたく絞ったきれいな雑巾で拭くようにして下さい。
畳を拭き掃除をするときの注意として、畳を拭き掃除する場合は、ゴミやホコリをよく取ってからでないと、畳の目に汚れをすりつけることになってしまい、逆効果になりますので注意が必要です。
また、クレヨンや油汚れがついた場合は、住宅用強力洗剤を使うと効果的です。ただし、そのままにしておくと変色したりしますので、最後にお酢を入れた水で拭くとアルカリを中和させる効果がありますので、変色を防ぐことができます。洗剤を使った後は、必ず最後にかたく絞った布で水拭きをするなどして、洗剤分を取るようにして下さい。色ムラやシミの原因になることがありますので注意して下さい。
畳の黄ばみが気になる場合は、畳黄ばみ取りを塗るのも方法です。また、拭き掃除の水にお酢を入れて拭くのも効果があります。ここでポイントですが、畳の黄ばみ取りを塗る場合は、畳の目に沿って塗るのが効果的です。
年に1度くらいは畳をあげて風を通し、畳の裏側と畳をあげた床にも掃除機をかけるのが理想です。庭が狭く、屋外に干せない場合は、室内で立てかけておきだけでも、効果が期待できます。意外と畳の裏に地面からの湿気によってカビが発生しているということもありますので、畳を乾燥させるという意味からでも実行するようにして下さい。
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