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目に見えない障害の話

2019-06-10 08:03:31 | 健康生活

知ってますか、目に見えない障害のこと!

  精神疾患は、昔から、偏見や気付かれにくさのために誤解を受けやすい病気でしたが、この病気は特別な人がなるものではなく、誰もがかかる可能性があるものです。

 こうした状況のなかで大切なのは、病気について理解し、社会全体で意識を変えていくことです。そこで今回は、精神疾患のなかでもうつ病の次に患者数が多いとされる、統合失調症について紹介します。

どんな病気?

 考えや気持ちがまとまらなくなる状態が続く精神疾患です。思春期から40歳ごろまでに発症しやすい病気で、決して珍しい病気ではなく、約100人に1人の割合でかかると言われており、他の病気と同じように、投薬やリハビリテーションなどの治療を続けていくことで回復し、普通の生活を送れるようになります。

何が原因?

 脳の機能にあると考えられていますが、今のところ明らかではありません。そのため、「遺伝病」や「親の育て方の問題」などの誤った理解をされることがあります。例えば、過剰なストレスがもとで脳の一部の機能が不安定になり、精神面に症状が現れるときがあるため、遺伝や性格、育て方の問題が直接の原因とはいえません。

周囲の人ができることは?

 精神科の病気は目に見えないため、家族や周囲の人にとってはなかなか理解しにくいものです。病気を理解するためにも、正しい知識を得ることが必要です。

 統合失調症の人は、何か活動しようとしても集中力や持続力が続かず疲れやすかったり、人に対して緊張して自分の気持ちをうまく伝えることができなかったりします。病気について理解し、サポート役になることで、お互いに良い関係でいられるのではないでしょうか。


磐余(いわれ)の道をあるく「桜井~飛鳥」

2019-06-10 07:27:16 | 地域と文化

磐余の道を歩く・・令和の元号で有名になった「万葉文化館」・・

 飛鳥寺からあるいて5分くらいのところにあるのが、令和の年号で話題になった万葉集を研究している万葉文化館です。

  万葉のふるさと・奈良にふさわしい『万葉集』を中心とした古代文化に関する総合文化拠点として、国内外から多くの人たちが訪れ、楽しみ、学ぶことのできる機能と魅力を備えた施設です。

 万葉文化館は、日本の古代文化に関する調査・研究機能、万葉に関する文化の振興を図る展示機能(万葉ミュージアム)、万葉集に関する情報の収集提供を行う図書・情報サービス機能(万葉図書・情報室)を併せ持つとともに、開設前の発掘調査で明らかにされた文化財についても、その保存に努めるとともに、復原展示などで創造的に活用することにより、遺跡と共存する飛鳥の代表的な総合文化施設です。

                 

『万葉集』は、古く5世紀から、8世紀にかけて詠まれた4,500余首を収めたわが国最古の歌集で、日本人の心の古典、言葉の文化遺産といえます。そのなかでも、奈良を対象に詠まれた歌が最も多く、また、県内各地には『万葉集』ゆかりの歴史的風土・自然景観が多く残されています。


           

基本情報

奈良県立万葉文化館

 所在地:高市郡明日香村飛鳥10 TEL 0744-54ー1850 

 営業時間:10:00~17:30 ※入館は17:00まで 休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日の平日)・年末年始

 入館料:基本は無料(日本画展示室(展覧会)のみ 観覧料:一般600円特別展開催時は別料金となります。