歯で健康を持続しよう

「噛む」から始める健康づくり

　

歯磨きや入れ歯の手入れにより口の病気を防ぐこと、誤えん性肺炎を予防して、咀しゃく機能や舌の動きを回復させることを口腔ケアといいます。訪問ケアをすることで介護予防になったり、認知症の進行を抑えられる効果があります。高齢者の多くの方は、食事を一番の楽しみにしています。口の中をきれいにすることが美味しく食べることにつながります。

歯がなくなると、何が問題

　美味しく食べるためには歯が必要！歯がないと、食べられなくなる(食べることのできる種類が極端に減ってしまいますよ)、飲み込めない(下あごの位置が定まらなくなり、飲み込むことが難しくなるのです)、また、栄養が摂れない(食べる量が減り、消化が悪くなり、栄養状態が悪くなる)ため、食事が楽しめなくなり、ご飯が美味しいと思わなくなるのです、

どうして歯がぬけるの？

　歯が抜ける原因の8割以上が虫歯と歯周病で、40歳代前半の約46％が歯周病の疑いがあると言われています。歯周病になると、年を取ると歯が抜けてしまうことが起こりやすくなります。

虫歯・歯周病の予防はどうする？

・虫歯予防は規則正しい食生活とフッ素（フッ化物）の利用が効果的（現在は市販の歯磨き粉のほとんどにフッ素が含まれています）

・歯周病予防は歯垢をためないことが一番（定期的に歯科医院で歯垢の除去を行うことも検討しては）

・歯磨きは食後30分以内に3分以上丁寧に行うと効果的

規則正しい生活とバランスのとれた食事で歯も体も心も健康になりましょう。

 

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磐余（いわれ）の道をあるく「桜井～飛鳥・亀石周辺」

磐余の道をあるく「亀石周辺」

亀石　

　橘寺の西に亀石があります。亀のうずくまったような形をした巨石で、平安時代の頃から亀石と呼ばれていたそうです。しかし、この巨石、何に使われたかは全く分からず現在も解明されないままです。一説には、条理の境界線だとも言われていますが定かではありません。

　　ところでこの亀石ですが、少しずつ移動しており、亀の顔にあたるところが、東から南西へ当時からするとかなり回転したと言われています。そして、これが西を向くとき、付近一帯が海になると言い伝えられています。

飛鳥の鬼伝説・・「鬼の俎板」「鬼の雪隠」

　亀石の近くに「鬼の俎(まないた)」「鬼の雪隠(せっちん)」と言われる謎の石造物があります。

　この不気味な呼び名ですが、その昔、霧ヶ峰に棲んでいた鬼が、霧を降らせては通りがかった村人や旅人を道に迷わせ、とらえては「俎(まないた）」で調理し、食べた後「雪隠(せっちん)」で用を足したという伝説に由来します。

 

　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　霧ヶ峰

 

　　　　　　　　　　　　　　　

 

　　　　　　　　　　　　　　　

 

　実際には、この2つの石は、斉明天皇の御陵を造るために用意されたもので地震か何かの原因で崩れてしまい、そのまま放置されたものと考えられ、近づくと危ないのでこう言った伝説ができたのではないかと思います。また、鬼の俎に残る多数の穴は、高取城築城の際に石工が切り出そうとした跡だとも推測されています。

 

　　　　　　　　　　　　　

 

　亀石へは、近鉄吉野線岡寺駅より東へ約1.5㎞。または、近鉄吉野線飛鳥駅から明日香周遊バス「赤かめ」で中央公民館で下車すぐ