トマトのヒミツ
そろそろトマトの季節にはりますよね。ところで皆さん、意外とトマトについて詳しく知っている方が少ないのではないでしょうか?そこで、トマトのについてお話します。
トマトの歴史
南米ペルーのアンデス山脈が原産地で、16世紀にジャガイモとともにヨーロッパへと渡りました。17世紀(江戸時代初期)に日本に伝えられた際には、毒があったため観賞用として育てられたみたいです。
食用として栽培されるようになったのは19世紀に入ってからで、20世紀になって日本でも栽培が始まり、食文化の洋風化とともに急速に消費量が増加したのです。
トマトの栄養
トマトには、抗酸化力が強く、血液をサラサラにすると言われているリコピンが含まれています。βカロチンも同じく抗酸化力が強く、リコピンとともに生活習慣病の予防効果があるとされています。また、疲労物質の代謝を促すクエン酸や、コラーゲンの生成を助けるビタミンC、血圧を下げるカリウムなどが含まれています。
トマトの保存方法
緑色の部分が残っているトマトの場合、完熟させるために常温(10~15度)で置いておき、追熟させて全体が赤くなるのを待ちます。10℃以下になる冬場であれば、冷蔵庫に入れずに保存することができます。完熟したトマトは、冷蔵庫の野菜室で保存します。ポリ袋に入れるかラップをして、ヘタをを下にして入れておきます。