黒ラブ賢と賢パパの薔薇と酒の日々・・・たま~に山

バラ園の仕事をする賢パパが愛犬の黒ラブ賢と飼い主の賢パパ&賢ママの日常をつづります。

もうすぐ5ヶ月

2014-12-11 14:52:29 | バラ園のこと
今日は12月11日ですねぇ。

と言うことは・・・今年も残り3週間を切った。

本当に月日が経つのは早いですね。

早いと言えば・・・賢パパがバラ園の仕事に就いてから早くも5ヶ月になろうとしていますよ。

仕事にはだいぶ慣れまして手際もずいぶん良くなりました。

5ヶ月の間に変わったこともあれば・・・変わっていないこともありますね~。

今日はその辺のことを少し紹介してみたいと思います。

まずは一番変わったのが温室の中の温度でしょうね。

仕事を始めたのが暑い盛りだったので温室の中は連日こんな暑さだったのに対して


こちらが今日の温室内


12℃以上も下がりましたよ。

それに伴い暖房器具が運転されるようになり


室内には保温用のシートも張られておりますよ。


もうひとつ変わったのが仕事の時間。

仕事を始めた時は7時~11時までの4時間だったのがしばらくしてから6時半~10時半になって気温が下がってバラの開花が遅くなるにつれて7時、7時半と繰り下がって・・・今では8時~11時半の3時間半勤務となっています。

仕事の内容は変わっておらずこの場をお借りして紹介します。

仕事場に着いて一番にする作業が花切りでありまして約900坪あるバラ温室で栽培されている9種類のバラを園長と手分けして切りますが賢パパが担当しているのはこれらの3種。





約400坪分の花を1時間~1時間半ほどかけて切りますよ。

それが終わると葉の根元から出る「脇芽」を取る作業。

こんな風に生えた脇芽を取り除いてきれいにします。


この時に一株一株見て回りますので脇芽取り以外にも以下の作業。

全て商品として収穫できないような花を選り分けて除外する作業です。

まずは茎曲りですが・・・こんな風に曲がった茎のものがあれば






商品にならないのにつぼみをつけっぱなしにしておいたのでは無駄な肥料を吸収するだけでありますからつぼみを取って


根元の方で折り曲げる。



折り曲げるのは葉っぱを使って光合成をしてもらい・・・商品となる枝にエネルギーを与えてもらうためですが、ポキッと折ってしまわないように注意が必要。

他にも商品とならない枝があって・・・茎が細くて規格外(左は合格です)


ブラインドと言って花芽のついていない茎ですね。


これは首曲りと言って商品としての価値はありません。

これらの枝は全て折り曲げられて裏方さんの役目に回りますよ。

賢パパの仕事は以上のような直接収穫に関係のある作業の他にも草取りとか通路に広がりすぎた枝の剪定と言った作業環境を整えることがあります。

5ヶ月が過ぎて・・・やっと慣れて来た賢パパです。

明日は園長が新しく導入する品種の調査などの仕事で朝から遠方に出張します。

この仕事に就いてから初めて花切りからなにから全ての作業を任されてしまった賢パパですが・・・果たしてうまく切り抜けることが出来るのでしょうか?