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黒ラブ賢と賢パパの薔薇と酒の日々・・・たま~に山

バラ園の仕事をする賢パパが愛犬の黒ラブ賢と飼い主の賢パパ&賢ママの日常をつづります。

疑惑のソメイヨシノを訪ねて

2014-03-23 11:43:38 | ちょっとした知識
全国のトップを切って18日に高知で桜の開花宣言が出されて以来・・・その翌日には佐賀と福岡と宮崎、更にその翌日の20日には鹿児島、熊本と長崎でも開花宣言が出されまして・・・いよいよ待ちに待ったこの季節の到来であります。

我が静岡県はと言いますと・・・ちょっと前までは全国でも1、2を争う早咲き県だったのに今年はそうでもありません。

ところで・・・桜の「開花宣言」の出し方ってどうやっているのか御存知ですか?

桜に興味のある方ならおわかりかも知れませんが・・・そうでない方のためにここで簡単におさらいをしておきましょうかね。

賢パパ、「開花宣言」と書きましたが実際には「宣言」はしないのだとか。

全国の都道府県にある「地方気象台」が開花を発表するのだそうです。

で、その「開花」なんですが一体何を基準にするのか?

全国各地の気象台が「標準木」と定めた「ソメイヨシノ」の木というのがありまして・・・その標準木の花が5輪か6輪咲いたのを確認出来たところで「開花」を発表するのだそうです。

ちなみに標準木は各地の地方気象台の敷地の中に植えられていることが多いですが靖国神社のソメイヨシノを標準木にしている東京を初めとしてこんな風に決められているんですねぇ。

賢パパ、自分の住んでいる所の標準木がどうなっているのか詳しいことを知らなかったので・・・早速ネットで調べてみました。


すると・・・とんでもない事実が判明しました。


何と、我が静岡の標準木には「偽物疑惑」が。

確かに静岡の開花は全国でも早いことで有名でしたよ。

普通なら九州や四国の方から咲き始めて暖かくなるにつれて北上して来るのが一般的なのに・・・どういうわけだか静岡だけがいつも早い。

気象台の担当者は「他の都道府県の標準木と同じDNAを持つソメイヨシノだが植えられている場所の環境の違いで開花が早い」と説明していたそうですが・・・DNA鑑定により「クロ」だったようであります。

この事実を知った賢パパは「標準木」にお目にかかって来ようと思い立ちまして一昨日の近所の公園の桜観察の後で地方気象台まで足を延ばして行って来ました。

公園から気象台に向かって美術館駅方面への歩道をしばらく歩きますが・・・見れば見るほど「美」の定義がわからなくなるこんな作品。


元々「美的センス」などというものは持ち合わせてはおりませんから・・・

朝から強風が吹き荒れておりまして・・・ご覧のような西風をまともに受けて歩きます。


それでも何とか1時間ほどで目的地に到着いたしまして


早速見学させていただきます。

なるほどこれがかの「標準木」ですか。


しかし上を見上げてみると・・・たったの一輪しか咲いてないぢゃまいか。


初めて知りましたが他にも色々な標準木があるんですな。




おっと話を桜に戻して・・・他の桜の木を確認すると・・・これなら開花と言えそうですな。


この木を見て賢パパ思いましたよ。

疑惑が取り沙汰された時に担当者の方が「来年からは副標準木も判定の参考にする」とのコメントを出していたのです。

で、周りを見回しても「副標準木」なる立札がありません。

これは恐らく既に開花している木が以前は標準木として開花の判定に用いられていて・・・まだ一輪しか咲いていない木を「副」から新しい
標準木」に昇格させたに違いありません。

こんな現実を目にしたら・・・賢パパ、開花宣言なんてどうでも良くなってしまいましたよ。

DNA鑑定をしなければ判別がつかないのなら別に「ソメイヨシノ」にこだわらなくたっていいと思うし、ソメイヨシノじゃなくてもこんなにきれいな桜だってあることだしねぇ。


えぇ、もう桜なら何でもいいし種類を詮索することなんていたしませんよ。

どんな桜でも「桜」に違いはありませんからね。

桜よりもこの日のメインはこのお山でしたね。

大荒れの上に珍しくこんな風向き。


ちょうど同じ時間帯に反対側から写していた写真をこの方からお借りしましたのでご覧ください。


どうです、すごい迫力でしょう。

今日の富士山はこの日と同じ山とは思えないぐらいの穏やかさですから・・・冬富士の常連さんが何人も登っているのでしょうかねぇ。

地方自治法施行60周年記念貨幣

2014-01-15 10:36:57 | ちょっとした知識
今朝の新聞に目を通すとこんな記事が目に入って来ましたよ。




で、読んでみるとどうやら今日から引き換えをしてくれるらしい。

毎日が日曜日の賢パパですから銀行の開店と同時に駆けつけようと思いまして賢ママにもその事を話してみます。

すると賢ママも一枚欲しいとおっしゃる。

9時過ぎに銀行に着いてみると・・・平日とあってがら空きぢゃまいか。

早速総合案内のおねいさんの所に参りまして「記念硬貨の引き換えをお願いします」と言いました。

するとおねいさんの口から出たのが予想もしない言葉であります。

「1セットが2000円でお一人様2セットまでとなっております。この申込用紙に必要事項をご記入のうえあちらのお席でお待ちください。」

「れれれ、一枚だけじゃないんですね、でもまぁいいや・・・それなら賢ママの分と2セットいただこう」と考えまして4000円で2セットと交換して参りました。

それがこの硬貨なんですが・・・まずは我が静岡県のものがあって


他にも3つの県のものがありました。

お隣の山梨県や


岡山


鹿児島の4枚です。


新聞には詳しく書いてはいなかったのでてっきり静岡県のものだけだと思っていたのですが・・・よくよく考えてみればそれもおかしな話ぢゃまいか。

なので帰宅してから調べてみましたよ。

すると・・・こんなことが書かれてました。

「日本政府が平成20年の地方自治法施行60周年を記念し、これから70周年に至るまでの10年間にわたり、記念貨幣を47都道府県ごとの図柄で順次販売する事を決めた画期的なプログラムです。」

なるほど全国47都道府県の図柄で順次販売ということなんですね。

それなら既にどのくらいの県のものが出ているのかと思って更に調べて参りますと

平成20年度発行分
北海道|京都府|島根県

平成21年度前半発行分
長野県|新潟県

平成21年度後半発行分
茨城県|奈良県

平成22年度前半発行分
高知県|岐阜県|福井県

平成22年度後半発行分
愛知県|青森県|佐賀県

平成23年度前半発行分
富山県|鳥取県|熊本県

平成23年度後半発行分
滋賀県|岩手県|秋田県

平成24年追加発行分 岩手県

平成24年度前半発行分
沖縄県|神奈川県|宮崎県

平成24年度後半発行分
栃木県|大分県|兵庫県

平成25年度前半発行分
宮城県|広島県|群馬県

で、今日から引き換えが始められたのが
平成25年度後半発行分
岡山県|静岡県|山梨県|鹿児島県
と言うわけでありました。

最初から集めていれば47都道府県の分を全て手に入れることが出来たのかも知れませんが・・・今からではとても無理な話。

せめて今日手に入れた静岡県のものだけは手放さずに持っていようと思います。

満65歳になりました

2013-12-21 12:00:00 | ちょっとした知識
ただ今の時刻が2013年12月21日午後12時を過ぎたところ。

と言うことは・・・賢パパは満65歳になりました~。

「あれっ、おかしいじゃないか・・・お前の誕生日は明日のはず」と思われたあなた。

憶えてくれていただき有難うございます。

えぇ、確かに誕生日は明日12月22日で間違いないんですが・・・もうすでに65歳になっているんですよ。

それではその種明かしをいたしましょうか。

ネットで調べてみるとこんな一文を見つけましたよ。

「年齢計算にあっては例外的に初日(出生日)を起算日とするため、毎年誕生日前日の午後12時をもって1歳を加えることになる。
その上で各法令における年齢制限規定について、日を単位とする場合は時刻の部分(午後12時)を切り捨てるため、その効力は誕生日前日の初め(午前0時)から発生している。
一方、時刻を単位とする場合、その効力は誕生日前日の午後12時になるまで(すなわち誕生日を迎えるまで)発生しない。
単位を見分けるときは、「×歳に達した日」など「日」という文言が用いられている場合は日単位、「×歳以上」「×歳に満たない者」など「日」という文言が用いられていない場合は時刻単位と解するのが一般的である。
なお、法令によっては「×歳に達した日の翌日」という規定がある。」

どうです、わかりやすく書かれているじゃありませんか。

つまり前日になった瞬間から1つ歳をとる場合と前日の正午になった時に1つ歳をとる場合があって、それは色々な法令の中で定める「年齢制限規定」によるのだそうですよ。

いずれにいたしましても正午を過ぎればどんな法令においても1つ歳をとるわけでございますから・・・賢パパは晴れて65歳になったとこういうわけでありますよ。

なぜ賢パパがこのことにこだわったのかと申しますと・・・今回の退職と大いに関係がございます。

それは先月紹介させていただいたこのブログ

この記事の中で65歳になる前に退職すると書きましたが・・・この退職の日付が問題なのです。

説明を聞くためにハローワークを訪れた時、係の方が説明してくれたのです。

その時に「法律の上では実際の誕生日の前日に1つ歳をとることになっていますのでくれぐれもお間違いのないように」と何度も念を押されました。

それで誕生日の前日ではなく前々日の退職にしたのです。

と言うことで・・・さっきまではこうだったのを


早速これに変更しました。


誕生日の一日前に65歳になってしまったなんて・・・得をしたのか損をしたのか・・・何だか良くわかりませんねぇ。

そうそう、昨日プレゼントしていただいた花なんですが・・・飾る場所がないので一か所にひとまとめです。


今までは仏様の花ぐらいしか飾ったことがありませんから・・・茶の間がぐっと華やかになりましたよ。

今日は冬型が強まるとの予報なので久しぶりに大荒れの富士山に期待をしているんですが・・・午前中はまだ大したことがありませんでしたねぇ。




ずいぶんと下の方まで白くなることはなったのですが。


今日は夕方からお世話になった職場の「解散会」がありますので・・・この後歩いて会場に向かいます。

途中の道すがら富士山の姿を拝むことが出来るので・・・楽しみにしている賢パパです。

この時期のお決まりですが・・・

2013-12-11 14:54:49 | ちょっとした知識
今朝の富士山は少しだけ赤くなりましたが


やがては明るくなって来て・・・普通のくっきり富士山が姿を現わします。


今日は雲の動きが速くて・・・いつまで見ていても飽きませんでしたよ。


南の方にはこんなレンズ雲かと思うような雲も出ていました。


さて、本題です。

毎年この時期になると気になることがありまして・・・一昨年昨年と同じことを書きました。

それでも今年も書かずにはいられない「あれ」のこと。

そうです、日の入り時刻のこと・・・ぢゃまいか。

この写真も毎年の恒例ですが

11月の29日から今月の11日、すなわち今日までの日の入り時刻がずっと同じ16時35分。

これは秒までの表示がないためにみんな同じ時刻になっておりますが・・・秒単位で見れば毎日ちょっとずつは変化している。

と言うことはこれらの日の中のどれかが折り返し点となっているはず。

どの日が折り返し点なのかはわかりませんが明日の日の入りは今日より1分遅くなっています。

そうです、これからはどんどん日が長くなる。

今年の大晦日までの日の入り時刻の変化を見れば


今日からの20日間で10分も遅くなっているんですねぇ。

その代わりと言ってはなんですが日の出の時刻は遅くなります。

これをご覧になっていただければおわかりのように

冬至の22日を過ぎても日の出は遅くなります。

こちらの折り返し点は来月の上旬になってから・・・

日が長くなる代わりに日の出は遅くなる。

超朝型人間の賢パパとしては・・・つらい所でありますなぁ。

聞いてませんけど・・・

2013-12-10 15:24:34 | ちょっとした知識
今日は雨上がりとあって日本一がくっきりと見えていましたねぇ。



手前に見えている浜石岳もくっきりでしたよ。

で、下界は強風でしたが

それほど強くは吹いていないのでしょうかねぇ。

話を今日のタイトルに戻します。

先日こんな葉書が郵便受けの中に入っておりまして


中を見ますと


年金の年間支給額が書いてあります。

で、こちらには今月振り込まれる2か月分の金額ですな。


疑っているわけじゃありませんが前回の金額とつき合わせてみます。

すると・・・前回よりも数万円も少ないぢゃまいか!

「どうして~?」と思ってもう一度葉書を良く見ると

「年金額改定通知書」と書いてあります。

さっそくネットで調べてみると


どうやら年金額の改定があったようです。

内容を良く読んでみると


これまでの額から・・・1%の減額ですか。

な~んにも聞いていませんでしたが・・・お上のやることには逆らえないんですよねぇ。


間違いじゃ・・・なかったのね!

2013-12-03 14:56:19 | ちょっとした知識
先日のことですが・・・会社から帰って郵便受けの中を覗くとこんな郵便物が入っておりましたよ。


差出人を見ると・・・市役所の介護保険課と書いてあります。

母親が他界したのはもう一年も前のことですから・・・どうして今頃になってこんなものが届いたのか全く理解に苦しむぢゃまいか。

「開ける前に宛名を確認してください」と書いてありますので・・・念のために宛名を確認。

すると

母親宛ではなくて・・・何と賢パパ本人宛です。

「何でだろ~?」と思いながら開封してみると・・・こんなものが出て参りましたよ。

介護保険の被保険者証ですって。

同封されていた説明文を読んでみると


今月で65歳を迎えるので「介護保険第一号被保険者」になるのだそうです。

う~ん、間違いではなかったのね。

これだけなら良いのですが・・・ちゃんとこんなものも同封されておりましたよ。


保険料の口座引き落としを依頼する時の申込書の見本でした。

仕事を辞めて収入はどんどん減って行くばかりなのに・・・出て行くものは増えそうですなぁ。






退職の日が少し早まりそう

2013-11-26 03:53:44 | ちょっとした知識
4年前に60歳で会社を定年退職した賢パパですが・・・その後も一年契約で雇用を継続していただいて今年で4年となりました。

これが今年の雇用契約書なんですが


ここには契約期間が2013年1月1日~2013年12月31日と定められておりますが・・・但し書きで「この期間は、本人の退職を制限し、又は会社の解雇を禁止する期間ではない。」との一文が添えられております。

賢パパ、実はこの但し書きのことなんて全く意識したことがありませんでしたよ。

ところが・・・です。

ここへ来て事態が大きく変化をいたしました。

先日の夕飯の時に賢ママと来年のお小遣いの話をしておりまして・・・えぇ、現在の賢パパのお小遣いと言うのがパート勤務の給料全額。

今年一杯で失業と言うことになったら・・・一体来年からはどうなるのかと心配になって来たのです。

すると賢ママが言うことには「とりあえずはハローワークに行って職探しをしていれば失業保険がもらえるからそれをお小遣いにしていれば良いんじゃないの」だそうです。

それを聞いてひと安心の賢パパでしたが一体いくらぐらいもらえるのだろうとネット検索で調べてみると「失業保険と年金の併給は出来ない」なんていう一文を見つけてしまいました。

賢ママにそのことを話すと「それには確か年齢制限があって65歳を過ぎていれば両方もらうことが出来るはず」なんて答えが返って参りました。

これは賢パパにとっては切実な問題ですから・・・早速確かめるしかありませんよ。

まずは会社の人事の担当者に問い合わせをいたします。

すると・・・こんな資料が送られてまして

なるほど賢ママの言うとおりのようです。

更に詳しく調べてみようと言うことで・・・昨日の会社帰りに所轄のハローワークに向かいました。

場所の見当はついていたのですが・・・周囲の道路が一方通行ばかりで駐車場に入るまでが一苦労。

おまけに・・・やっとたどり着いた駐車場で車を停めようとバックしていたら・・・「バリッ!」と嫌な音がします。

車を降りて後ろを見れば

車止めがない・・・ぢゃまいか!

ご覧の通りの有様でした。


それでも何とか気を取り直してハローワークの中に入り・・・総合案内のおねいさんに尋ねます。

一通りのことを記入して5番窓口で待つこと数分。

係のおば方に説明をしていただきました。

こんな資料をいただきまして


詳しく説明をしてくれました。

それによれば・・・やはり65歳を過ぎてからと65歳になる前に退職をするのではずいぶん事情が異なるらしい。

支給される金額はどちらもほぼ同じなんですが


支給される期間がずいぶん違うんですよねぇ。


賢パパの誕生日は来月の22日なんですが・・・その前に退職をして会社に迷惑がかかるようなことがあっては申し訳がありません。

しかし・・・賢パパがお世話になっている部署は年内で消滅して横浜の方に移動して行くんですよねぇ。

20日までに引っ越しの準備を済ませて21日には引っ越しの業者さんが荷物を全て運び出す手はず。

その後年末の数日間は仕事がないので有休を使って休むことにしていたんです。

それならば・・・退職の時期が少々早まっても・・・特に問題はなさそうですねぇ。



ぎそう馬車

2013-11-20 04:10:19 | ちょっとした知識
昨日は体調がすぐれなくて・・・会社を休んで自宅で療養しておりました。

布団に入ってテレビを観ていたのですが報道番組を観ていると・・・「ぎそう」と言うワードがしきりに出て来る。

例の「あの事件」が世間を賑わせている最中ですから「ぎそう」なんて言葉が出て来れば当然こちらの「偽装」だと思ってしまいますよねぇ。


ところがよくよく聞いてみればどうやら「偽装」ではなくて「儀装」なんだそうです。

先日来の報道ですっかりおなじみとなったこの方の

そうです、50年前に暗殺された故ケネディアメリカ大統領のお嬢さんですね。

この方の駐日大使就任にあたってオバマ大統領から預かった「信任状」を天皇陛下に手渡す「信任状奉呈式」に出席することになるのですが、その際宮内庁が所有する「儀装馬車」で皇居を訪れるのが慣わしとなっているのだそうです。

なるほど「ぎそうばしゃ」は「偽装馬車」ではなくて「儀装馬車」だったというわけでした。

ちょっと神経過敏気味の賢パパでしたね。

で、話のついでにこの儀装馬車なんですが1台だけではありませんで、1号車から4号車までの4つのタイプがあってそのタイプごとにも何台かあるそうなのでたくさんの儀装馬車があるようですよ。







中でもこの「1号」タイプはとても貴重な存在のようでありまして


何でも天皇陛下の即位の時にしか使われないということですよ。

そうそう、新任大使が「信任状奉呈式」に出席するために皇居まで移動する時の移動手段についても触れておきますが、この儀装馬車か車かどちらか好きな方を選ぶことが出来るのだそうです。

過去の例を見るとほとんどの大使がこの「儀装馬車」を選んでいるらしいですが・・・もしも賢パパが大使だったとしても儀装馬車を選ぶと思いますよねぇ。

偽装表示か誤表示か?

2013-11-01 05:52:49 | ちょっとした知識
関西のとあるホテルのレストランに端を発した騒動は・・・その後全国に飛び火いたしまして毎日のように新たな事実が白日の下に晒されております。




えぇ、賢パパの住んでいる静岡県にあるホテルも例外ではありませんよ。


そして・・・昨日のニュースによればとうとうこんな超有名ホテルまでがやり玉に挙げられておりましたねぇ。


それにしても・・・ジュースが一杯こんな値段なんですねぇ。


おっと話が脱線しました。

で、長年にわたって偽の表示を行って来た会社側の説明によれば「偽装」ではなく「誤」表示なんだとか。


では「偽装」にはいったいどういう意味があるのでしょうか?

「ある事実をおおい隠すために、他の物事・状況を装うこと。」とありました。

又「周囲のものと似た色や形にして姿を見分けにくくすること。特に、戦場などで行うもの。カムフラー ジュ。」なんて意味もあるようで。

要するに「本来の姿を別のものに見ちがえるような色や形にして、見つけにくくすること。」なんだそうですね。

さて、今回の騒ぎの現状はと申しますと・・・真実とは異なる表示をしていたと言うことなので「誤表示」には間違いがないのですが故意かどうかでその意味は大きく違って来ますよねぇ。

例えばの話ですが・・・賢パパが良く買って来るこんなお肉や


はたまたこんなお肉に

「オージービーフ」の表示があったとしたら・・・これは誰が見ても「故意」ではないと思うでしょうね。

一連の騒ぎで問題になっているのは恐らくこの逆なんだろうと思います。

えぇ、実際は表示してあるものよりも安い物や価値の劣るものに対してあたかも高級品であるような表示をしていた。

こうなるとやはり「故意」と言われても仕方がない。

業者のモラルの問題もありますがその一方で、食の表示について法令上で線引きが曖昧なことも、この問題の原因になっていると指摘する意見もあるようです。

食材や加工食品にはJAS法(農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律)が適用されるため解凍した食品も「鮮魚食品」に含まれるのだそうですが、調理を経たレストランの料理の場合には景品表示法が適用されるのだとか。

この「景品表示法」が禁じているのは、実際よりも著しく良い品であると消費者に誤解させる「優良誤認表示」で、消費者庁の担当者によると今回のケースについては「各メニューの表記について、消費者に『優良誤認』を与えたかどうかを一つずつ判断するしかない」のだそうです。

更に「景品表示法は『故意か過失か』を問うものではなく、故意でも過失でも不適切表示があれば処罰の対象になるのだとか。

最高で3億円の罰金と言いますから・・・こうなるといくら「過失でした。」と言い訳をしても・・・罰金の額によっては自らの不勉強を嘆く経営者が出てくるかも知れませんよねぇ。

賢パパ、今日はこの後帰省します。

しばらく更新がないかも知れませんが・・・アクシデントではありませんので心配はご無用です。

ドーハの悲劇

2013-10-28 14:57:55 | ちょっとした知識
サッカーファンなら当然知っていると思いますがそうでない方でも一度や二度は耳にしたことがあるのではないでしょうかねぇ。

20年経った今でも語り継がれている我が国サッカー史における「最大の悲劇」と言っても良いのではないでしょうか。

それが今からちょうど20年前の1993年の今日10月28日のことでした。

場所はカタールの首都ドーハにあったアルアハリ・クラブ・スタジアム。

舞台は1994年のサッカーワールドカップアメリカ大会のアジア最終予選の最終戦。

厳しい予選を勝ち抜いて来たアジアの強豪6チームによる総当たりリーグ戦が行われていて我が「オフトジャパン」は立ち上がりの2戦に1敗1分けとつまづいたもののその後北朝鮮と韓国を連破して勝ち点5でグループの首位に立っておりました。

そして迎えたイラクとの最終戦。

その後半のロスタイムに悲劇は起きました。

勝てば史上初めてとなるワールドカップ本大会への出場が決まるという歴史に残る一戦を生中継で放送したのは「テレビ東京」でしたねぇ。

賢パパの住む静岡県にはテレビ東京の系列局がないため賢パパの自宅で中継放送を観ることは出来ませんでした。

で、近所に住んでいた会社の先輩のお宅にお邪魔してお酒をいただきながらの観戦となりました。

48%を超える驚異の視聴率を記録したこの放送がケーブルテレビだったのかそれともBS放送だったのかははっきりとは憶えておりませんがとにかく先輩のお宅ではテレビ中継を見ることが出来たのです。

2-1と一点リードで迎えた後半のロスタイム。

残り10秒を0点に抑えて対戦相手のイラクに勝利すればワールドカップの初出場が決まります。

現地に応援に行ったサポーターもテレビの前で応援していた国民も誰もが長年の夢の実現を疑っていなかったと思います。

ところが・・・悲劇は起きてしまった。

このワンプレーが終わればタイムアップというその時にイラクのコーナーキックが行われ・・・思い出したくもありません。

持てる気力と体力のすべてを出し切りながらたったの10秒間で悪夢のどん底に突き落とされてしまった選手たち。






タイムアップの笛を聞く前に先輩と握手を交わし「やっと念願のワールドカップだ」なんてはしゃいでいた賢パパはあまりの出来事に茫然自失。

どうやって自宅まで帰ったのか・・・全然記憶がありません。

それでもそれまで毎回出ると負けの予選だったのがぐっと現実に近づいたこの大会。

この悲劇を乗り越えて次のワールドカップフランス大会の出場権を得ることが出来た日本代表でした。

この時の勝利は「ジョホールバルの歓喜」として今でも語り継がれておりますねぇ。


以来、毎回連続で出場し続けている我が「サムライブルー」ですが・・・全ての始まりはこの「ドーハの悲劇」だったのかも知れませんよねぇ。

そしてその効果はフル代表の下の年代にも及んでいます。

現在開催中のU-17ワールドカップでは我が代表が予選リーグを突破してベスト16入りを果たし今夜ベスト8入りをかけてスエーデンとの戦いに挑みます。

先日のブログでも紹介しましたがこのチームは本当に観ていて楽しいサッカーをやりますよ。

興味のある方は今夜の中継をぜひともご覧になってくださいね。