Kenshunブログ Swingin' Cafe♪

Caféだから色々なお話し・・・

月島『好美家』

2010年12月10日 | Weblog

もんじゃ焼きは、江戸時代末期の寺子屋に始まるという説があります

鉄板の上で小麦粉を薄くといたものを、文字の形に焼いて食べさせながら

文字を覚えさせたというのです

文字焼きが転じて、もんじ焼き、もんじゃ焼き、とおいうわけです

戦後の東京の下町では、もんじゃ焼きは、子供達が駄菓子屋で食べるおやつでした

現代のもんじゃ焼きはボリュームもあって、食事として親しまれています

そして、もんじゃ焼きといえば月島もんじゃストリート

この西仲通り商店街には70軒ものもんじゃ焼き屋が密集するといいます

その中にあって「好美家(よしみや)」は昭和29年創業の老舗中の老舗

月島風もんじゃの元祖とも言われるお店です

昭和29年に創業し、建物も当時のままということで昭和っぽい雰囲気もたっぷり

もんじゃのメニューは、昔ながらの定番ものを中心に15種類ほど

頂いたのは豚肉とイカ、焼きそばが入った「特製もんじゃ」

ボリューム満点でどこか懐かしい味に涙が出そうになりました

今回はご迷惑にも一人でお邪魔させてもらったのですが

帰り際にご主人が「構いもせず悪かったね」と声をかけてくれ、外まで送ってくれました

せっかくだから「北海道から来たんです」と言うと

「月島はNHKドラマ「瞳」の舞台となった場所でナックスの安田顕も来たんだよ」と教えてくれ

さらに、ご主人はもんじゃ振興会協同組合の会長でもあり

「もんじゃ焼指導担当」として「瞳」の製作に携わったと話してくれました

とても気さくで心優しいご主人でした

月島に訪れた時には、必ずまた寄りたいと思います














好美屋
【住所】東京都中央区月島3-15-10(西仲通り商店街4番街)
【電話】03-3531-7061
【定休日】火曜日
【時間】17時~22時(土曜は16時から)

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月島西仲通り商店街を散策

2010年12月10日 | Travel

月島は佃島の隣にあった巨大な干潟を明治時代に埋め立てられた人工の島

もんじゃ焼きとともに下町情緒を残す町並みが人気

東京メトロ(地下鉄)で有楽町駅からわずかに5分という事もあり

銀座や築地からは散歩がてら徒歩で訪れる人も多い

そこかしこに下町風情を残すこの町に、僕は初めて訪れたのだが

最近見た夢のおかげでデジャブに陥った

予知夢かどうかはともかく、とにかくひどく懐かしさを感じたのだ

それが通称もんじゃストリートと呼ばれる西仲通り商店街

この500メートルほどのアーケードを中心に70軒ものもんじゃ焼き屋があるという

それ以外にも昔ながらの本屋や布団屋といった商店が軒を連ねており

歩くだけでタイムトラベル感が味わえる

また、その通りから脇にそれる細い路地も面白い

かつての長屋を思わせる古い家屋と、思い思いに植えられた木々の緑

昼間にはひなたぼっこする猫の姿も見られそうだ

そして、もんじゃ焼きのソースのにおい

こんな下町の情景を戦禍を受けなかった月島では今もかいまみることができる


















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