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7月30日(火)
コルサコフ港には現地時間で午後4時30分到着ですが
日本時間ではまだ午後2時30分
入国手続きしてユジノサハリンスク市内に入っても日本時間で午後5時前です
コルサコフからユジノまでの道のりをバスに乗ってプチ観光
北都観光が信頼する現地の旅行会社ビートモ社のガイドさんが案内を務めます
コルサコフ市内に残る旧拓殖銀行の建物の紹介や樺太時代のお話を聞かせてくれたり
ユジノ市内では「勝利広場」や「栄光の広場」に立ち寄りました
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ツアー参加者からの質問にも気軽に答えてくださり楽しい一時を過ごしました
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ユジノ市内の郊外でまず目に入るのがこの「シティ・モール」
2009年にオープンしたユジノ初の大型ショッピングセンターです
スーパーマーケットや飲食店、ブランドショップ、映画館、ボウリング場などが
広大な5フロアの中に入った複合商業施設です
今回は弾丸ツアーの為、立ち寄ることは出来なくて残念でしたが
3泊4日のツアーなどではここでショッピングを楽しむ時間が設けられます
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これは「シティ・モール」の隣にある「アリーナ・シティ」
約1,800㎡のアイスフィールドと850の観客席をメインに
フィットネスセンター、サウナ等を付属する総合スポーツ施設です
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サハリンプロジェクトが一段落し、ここ数年は大分、落ち着いてきたと言われるサハリンですが
2年前に訪れた時よりもさらに新しくて大きな施設が増えているという印象でした
かつての日本もそうであったように、建設中のビルも多く、まだまだ経済成長中だと思います
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ユジノ市内の「パビェードゥイ通り」に入り、バスから見えてきたのは「山の空気展望台(標高約800M)」です
樺太時代は「旭が丘」と呼ばれていたそうです(札幌にもありますよね)
休日にロープウェイが運転され、冬はスキー場が開かれます
頂上からは札幌の街のように碁盤の目のようなユジノの街を一望できます
展望台にハート型のアーチと愛の鐘が加わり、結婚式の記念撮影にも使われているそうです
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ここは1975年に建設された「勝利広場」(勿論、日本に勝利したという意味です)
実際に使用されていたソ連の主力戦車T-34や大砲が展示されてます
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「勝利広場」の奥には立派なスポーツスタジアムがあり、サッカーの試合が行われていました
他にも市民が思い思いにランニングしたり、ローラーブレードしたりと憩いの場になっているようです
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「勝利広場」で見つけた可愛い落書き(落書きは世界共通ですね)
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ここは「栄光の広場(無名戦士の墓)」にある「旧樺太神社跡」です
1911年(明治44年)、日本の統治時代に建てられた神社がこの奥にありました
今は神社の建物は残されていませんが、昭和天皇が皇太子時代に植樹された木を現在も観ることができます
当時の日本人はかつてあった鳥居をくぐり、赤松に囲まれた参道を歩いてお参りしていたのでしょう
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これが「栄光の広場(無名戦士の墓)」にある銅像です
2年前にここを訪れた時は、雨の中「対日戦勝記念日」のリハーサルが行われていました
日本が第二次世界大戦の降伏文書に調印した9月2日が「対日戦勝記念日」に制定されています
この日、北方領土を管轄するサハリン州の州都ユジノサハリンスクでは
旧ソ連軍戦没者を慰霊した「栄光の広場」に退役軍人ら数千人が集まり
「サハリン南部(南樺太)とクリール諸島(千島列島)の軍国主義日本からの解放」を祝うのです
国家で盛大に祝い祝日でもある5月9日の対独戦勝記念日に比べると規模は劣るようですが
この日は軍用車両や兵士のパレードなどがあるほか
旧ソ連軍戦没者を慰霊する「永遠の火」には多くの市民が献花する姿が見られるそうです
当然、日本人としては複雑な心境になりますが仕方ありません
かつての日本もそうだったように、その国にはその国の思想・教育がありますし
その犯してきた過ちから考え学ぶこともまた出来るのでしょう
ただ1つ他国が妨げてはいけない事は戦没者への慰霊追悼です
敗戦国だろうと植民地だろうと国に殉じた先人を悼む権利は公平にあるのですから
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列を成しているのは「英雄の像」です
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「栄光の広場」でも散歩や自転車で遊ぶ子供たちの姿を沢山見ることが出来ます
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プチ観光はこれで終わり、ここからバスで10分弱のホテル「サハリン・サッポロ」へ向かいます
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