![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/4e/cdb4c672dffccad6df55cf6ed745d13e.jpg)
せっかくニセコに行くのだから、この中途半端な時期でも観光出来る所はないかと探してみたら
蘭越町のチセヌプリに「大湯沼」という所を見つけました
あれ?ニセコなのに蘭越町??
そうなんです、ニセコと一口に言っても実は複数の町にまたがっていたりします
今回泊まったアンヌプリ周辺は虻田郡ニセコ町ですが
ヒラフは虻田郡倶知安町だし、チセヌプリは磯谷郡蘭越町だったりするので
初めて行くと結構ややこしいなと思ったりします
結局同じ山岳地帯を囲んでるだけなので距離は感じませんけどね
それはさておき、大湯沼といえば、登別温泉が有名ですがニセコにもあったんですね
場所は蘭越町チセヌプリ南側の山麓で、ニセコパノラマライン(道道66号線)沿いにありました
アンヌプリからはニセコ昆布温泉郷を通過して車で10分強で着きます
近くまで来ると車内まで硫黄臭を感じるし、大きな湯煙が立ってるのが見えるのですぐわかりました
駐車場に車を停め降りるとさらに強い硫黄臭を感じ暖かさも感じます
まずは駐車場から見下ろすように湯面を一望し、ほんの少し下っていきます
湯面は周囲200mほどで沼を一周するような形で遊歩道が設けられていました
資料によると季節により異なるものの毎分約1000リットルの温泉量があるとされ
発見された1885年当時は定期的に数メートルの噴湯があがる間歇泉だったということです
また、湯面には「黄色球状硫黄」が見られますが、これは学術的にも貴重なものだそう
湯沼は約60度、高いところで80度程度とされており、ニセコ湯本温泉の温泉旅館等に送られています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/39/c91556680f363a7816b2c08654f16b8a.jpg)
静寂の中にポコッポコッと不気味さを湛える湯面
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/8e/3dc03995ccda302e18014186b42fa713.jpg)
近くには湧水も出てるようで透明度の高い小沼がいくつかありました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/55/c4c053695b22590069dce66b8deac362.jpg)
帰りに立ち寄ったのは同じく道道66号線沿いにあるニセコの名水「甘露泉」
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます