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My One and Only Song #59 Lauryn Hill『Ex-Factor』

2013年05月16日 | Music

「My One and Only Song」

僕が独断と偏見でチョイスした唯一無二の一曲

大好きな曲、思い入れのある曲、泣ける一曲などを心をこめて

一曲入魂でお届けするコーナーです


第59回目に紹介したのは、Lauryn Hill『Ex-Factor』(1998)

フージーズのメンバーとして人気を博した後、ソロで『the Miseducation of Lauryn Hill』を発表

世代やシーンを超えた大ヒットとなり、90年代の象徴する存在の1人となったローリン・ヒル

幼少期から歌い始め、10代でTV番組や映画『シスター・アクト2』などに出演

早くも13歳でフージーズを結成するが、演技の勉強などに時間をかけたようで

実際のリリースはコロンビア大学在学中の『Blunted on Reality』(1994)まで待たれることとなる

この1stアルバムは前評判の割には高い評価を得られなかったものの

2年後の2ndアルバム『the Score』が爆発的なヒットを飛ばし

シングルヒットした『Fu-gee-la』や『Killing Me Softly』『Ready or Not』など

魅力的なボーカルとビデオ受けのよいルックスで注目を集めるようになり

そのファッション性も世界中の女性から支持を集めるほどだった

そして、1998年に満を持して発表した『the Miseducation of Lauryn Hill』は爆発的ヒットを記録

日本でも“R&B”という言葉の認知度を上げることに大いに貢献したばかりか

そのジャンルの代名詞的存在として知られるようになった


さて、『the Miseducation of Lauryn Hill』からのシングル第3弾が『Ex-Factor』である

日本では本人出演のSONYのCMでも使われ話題を呼んだ曲

シンプルながら物悲しいピアノの音色が印象的なスロー・チューンで

Wu Tang Clanの『Can't It Be So Simple』のネタのループもクール

内容は「あなたを愛することってまるで闘い」と歌詞にあるように

愛し合っているのに解かりあえない

お互い別れた方がいいかもって思っているのにそれが出来ない

そんな苦しい愛を切々と歌い上げています

エンディングで振り絞るように繰り返される“CARE FOR ME”のフレーズが胸に迫る



Lauryn Hill『Ex-Factor』(1998)


 It could all be so simple
 But you'd rather make it hard
 Loving you is like a battle
 And we both end up with scars
 Tell me, who I have to be
 To get some reciprocity
 No one loves you more than me
 And no one ever will

 Is this just a silly game
 That forces you to act this way
 Forces you to scream my name
 Then pretend that you can't stay
 Tell me, who I have to be
 To get some reciprocity
 No one loves you more than me
 And no one ever will

 {Hook}
 No matter how I think we grow
 You always seem to let me know
 It ain't workin'
 It ain't workin'
 And when I try to walk away
 You'd hurt yourself to make me stay
 This is crazy
 This is crazy

 I keep letting you back in
 How can I explain myself
 As painful as this thing has been
 I just can't be with no one else
 See I know what we got to do
 You let go and I'll let go too
 'Cause no one's hurt me more than you
 And no one ever will

 {Repeat Hook}
 
 ※
 Care for me, care for me
 I know you care for me
 There for me, there for me
 Said you'd be there for me
 Cry for me, cry for me
 You said you'd die for me
 Give to me, give to me
 Why won't you live for me

 ※{Repeat}


 簡単なことでもありえるのに 
 難しくしたがるのね
 あなたを愛することって、まるで闘い
 そしてお互い傷つくだけなの
 教えて、私は誰になるべきなのか
 こんな、一方通行ではなくなるために
 私ほどあなたを愛している人はいないの
 これからも

 これってバカなゲームなの?
 あなたにこんな行動させるのは
 あなたに私の名前を呼ばせて
 でも私の恋人ではいられないなんて言うのね
 教えて、私は誰になるべきなのかって
 こんなに与えるだけではなくなるために
 私ほどあなたを愛している人はいないの
 これからも

  {Hook}
 どんなに愛を育んでいると思っても
 いつも私に教えてくれてるみたいね
 うまくいかない だめなんだって

 そして私が去っていこうとする時は
 行かせないように
 あなたは自分を傷つけるのね
 バカみたいよ バカみたい

 {Repeat Hook}

 あなたを許し続けてる
 こんな自分どう説明したらいいの
 こんなに苦しいことだったのに
 他の誰も愛せない
 私たちがすべきことは分かってるの
 あなたがその手を放し、私もそうすること
 なぜって、あなたほど私を傷つける人はいない
 これから誰も

 ※
 想って、想って
 私を想ってくれるでしょ?
 いてくれる、いてくれる
 私のためにそこにいてくれるって言ったでしょ?
 泣いて、泣いて
 私のために泣いてくれるって言ったでしょ?
 ください、どうか私に
 どうして私のために生きてくれないの

 ※{Repeat}


作詞/作曲/歌:Lauryn Hill



Lauryn Hill-Ex factor (live)

ミスエデュケーション
ローリン・ヒル
ソニー・ミュージックレコーズ

90年代を代表する傑作。【1998 - 41st グラミー賞 Album Of The Year】

【Lauryn Hill】
93年にウーピー・ゴールドバーグ主演の映画『天使にラブソングを 2』に出演し、その圧倒的な歌声と存在感で一躍注目を浴びる。その後、フージーズの紅一点シンガーとして全世界にその名を轟かせたことは説明するまでもないだろう。
98年には、ボブ・マーリーの子息であるロアーンとの間に愛息子を出産。同年、発表されたソロ・アルバム『ミスエデュケーション』は世界中で1200万枚を売り上げ、10部門にノミネートされた99年のグラミー賞では、女性アーティスト史上最多の5部門を受賞という快挙を成し遂げたのである。さらに、米VOGUE誌においてマドンナと並んでベスト・ドレッサー賞に表彰されたり、英FACE誌の表紙を飾り「現代女性の理想」と謳われるなど、音楽と同等にそのファッション性や人物性もスポットライトを浴び、瞬く間にカリスマ的地位を築き上げた。


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