Kenshunブログ Swingin' Cafe♪

Caféだから色々なお話し・・・

小樽・JAZZ CAFE&BAR『Groovy』

2012年08月24日 | Gourmet

ここもまた歩いていて、ふらっと立ち寄ってみたお店

まぁ、看板に「JAZZ」だの「Groovy」だの書いてあれば間違いなく入りますけどね

階段を下りて地下1階の店内に入ってみると

壁には様々なレコードジャケットやポスターが額縁があり

“いかにも”な雰囲気を醸し出しています

そして、何の気なしに店一番奥のテーブルに座って

さらにその奥に目をやると・・・

何と幻の名器とされるスピーカー、JBLパラゴンが鎮座してるではないか!?

JBLパラゴンは全て日本の宮大工のような木工職人の手作り制作で

1957年に第1号が作られてから、1983年まで製造されていました

このあまりに特異な構造の稀有なスピーカーの製作技術は誰でも出来るわけでなく

製造と組み立てが出来る職人が居なくなれば消滅する運命にあったのです

現在では最低でも200~300万、最初期のものでは500万はする逸品です

パラゴンの音は札幌の老舗ジャズ喫茶JAMAICAでしか聞いたことがなかったので

久しぶりにわくわくしてその音に耳を傾けました


さて、メニューを見るとカフェとしても使えるせいか

コーヒーやジュースだけでもOKなようで、チャージ(席料)もかかりません

お酒もとても良心的な価格で、特におつまみセットには驚きました

僕は1ドリンク付き(ビール・ウイスキー・赤ワインいずれか)で1250円のBセットを注文

2種類のチーズ、ソーセージ、枝豆、ガーリックトーストなどが皿いっぱいに盛りつけられ

そのボリュームとつまみのバランスともに大満足でした

これだけつまみがあればビール一杯で足りないのは当たり前

せっかく小樽に来たのだからとニッカの竹鶴12年を水割りで頂きました

あまり普段ウイスキーなんて飲むことはないですが

割ったお水も美味しかったのか、まろやかですっきりと飲みやすい味で

思わず「もう一杯」と言いそうになってしまった

港町のジャズバーにはウイスキーがよく似合うのかもしれない



外にあったこの看板に惹かれて入ってしまいました

いいですね~計算されたゴチャゴチャ感

マスターとも語らいたくなるカウンター

これがJBLパラゴンスピーカーです

BLUE NOTEレーベルのクッション欲しい!

カフェとしても使えるのでメニューはとてもリーズナブル

これはお得じゃないですか!?1ドリンク付きで1250円のBセットを注文!

ドリンクセットのおつまみはこんなに豪華!

「今晩はJAZZMAN賢俊です」

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JAZZ CAFE&BAR Groovy
【住所】小樽市稲穂1-3-13 M・SビルB1
【電話】0134-27-5759
【営業時間】15:00~24:00
【定休日】日・月
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小樽・そば処「やま安」

2012年08月24日 | Gourmet

吉田類さんと別れたあと

朝日新聞の小泉さんと麺類放浪記ということで小樽の街を彷徨いました

お店見つけては『ここは違うな』『これはダメだな』などと

長年の路上観察眼(独断と偏見)で判断していきます

小樽駅方面まで行くと、梁川通り商店街にある一軒のそば屋を発見

『これは絶対間違いない!』と全会一致で入ったのがこの「やま安」さん

いかにも古くからある「町のそば屋さん」という感じで中に入ると

とても愛想の良い女性が応対してくれました

こちらはかなり酔っていて色々と煩かったにもかかわらず

嫌な顔1つせず笑顔で応対してくれたのです


メニューを見ると価格もかなり安く(もりそば380円!)、そば屋なのにラーメンもありました

注文したのは「かしわそば」「冷やしたぬき」「ラーメン」とビール(笑)


そばはお店で手打ちしていて老舗ならではの、所謂、小樽系更科で

昔ながらというか「ほっ」とする味で、勿論、美味しかったです

これまた愛想の良いご主人にお話を聞くと『私で三代目』だといいます

恐らく明治時代から続く先々代の味を守っているのでしょう

ノスタルジックな街に相応しいおそばだと思いました


あとで調べてみると、やはり明治時代には「かつぎ屋台」をしていたらしく

今年でちょうど創業100年を迎えたのだそうです

歴史の浅い北海道で100年の歴史を持つお店というのは中々お目にかかれません


そして、さらに特筆すべきが「ラーメン(何と500円)!」

見た目にもシンプルな感じのあっさりラーメン

スープを飲むとそば屋ならではなのでしょうか、ほのかに鰹出汁と鶏出汁を感じます

味は正油とも塩ともつかないような、昔風の味と言うんでしょうか

麺も子供の頃よく食べたような柔らかい麺で

具材はチャーシュー、メンマ、ナルト、海苔、ネギ、そして、北海道ならではの「お麩」

懐かしくやさしい味わいの美味しいラーメンでした


これまたあとで調べてみると、こちらのお店はお昼時には地元民から絶大な人気を誇るお店で

とある地元民のブログによると、なんと半数近いお客さんがラーメンを注文するのだとか!

適当に探して入ったわりには、そばといいラーメンといい

これは大当たりだったと言って良いでしょう


そして、前述しましたが、三代目ご夫妻(だと思う)の応対の素晴らしさ

特別何がと聞かれても困りますが

何度でも来たくなるような、これぞ心温まるサービスと言うんでしょうか

次に小樽に来たら、間違いなくここへ訪れると思います

歴史ある街・小樽で100年に渡り、親しまれているお店「やま安」

ここも立派な歴史遺産と言ってもいいですね

末永く営んで欲しいお店です




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そば処・やま安
【住所】小樽市稲穂3-6-1
【電話】0134-22-4622
【定休日】火曜日
【営業時間】お問い合わせ下さい
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小樽洋菓子舗「LeTAO(ルタオ)」でケーキセット

2012年08月24日 | Gourmet

北一硝子など観光客でにぎわう小樽のメルヘン交差点にある有名な洋菓子店「ルタオ」

その2階には約80席のカフェがあり、いつも多くの観光客で賑わっています

人気はケーキセット=840円で、数々のケーキや有名な生ドゥーブルフロマージュも楽しめます

こだわりの紅茶はスリランカムレスナ社のフレーバーティーを使用

100%セイロン紅茶にフランスからのフレーバーをブレンドした香り高い逸品

月替わりのフレーバーティーは2~5種類あるようで

季節のブレンドと月替わりのオリジナルデザートとのハーモニーが堪能できます

僕はこの日かなり暑かったこともあって、季節のデザートで名前は忘れましたが

見た目にも涼しいメロンとピーチのゼリーを頂きました


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ホテル・ヴィブラント・オタル

2012年08月24日 | Travel

ノスタルジックな街によく似合うノスタルジックなホテルに泊まりました

「ホテル・ヴィブラント・オタル Hotel Vibrant Otaru」です

ここは小樽市の歴史的建造物に指定されている建物で

元は北海道拓殖銀行の小樽支店で、大正12(1923)年に建築されたものだとか

この建物が竣工した時期は小樽経済の最盛期で

旧三菱銀行や旧第一銀行とともに「北のウォール街」の一角を飾りました

設計は国会議事堂を設計したのと同じ矢橋賢吉


また旧北海道拓殖銀行小樽支店には、かの小林多喜二が勤めていて

小樽支店完成の翌年、大正13年に入行し

仕事の傍ら執筆活動をし『蟹工船』や『不在地主』などを発表したそうです

真新しい建物の柱が立ち並ぶ荘厳な雰囲気漂うロピーの中で

多喜二は何を思い勤務していたのでしょうか

残念ながら現在のロビーはホテルフロントになっていますが

銀行時代の円柱は当時の面影を残したままそびえています

その頃に思いを馳せながら、小樽の夜を過ごすのも悪くないですね


またホテル近辺は前述したように歴史的建造物も多く

付近を散歩するだけでもノスタルジックな雰囲気を味わえますし

何といっても観光名所、小樽運河は徒歩30秒というロケーションにあります


http://www.vibrant-otaru.jp/














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