第29回全国犬ぞり稚内大会

2／25～26 冬の稚内最大のイベント

第29回全国犬ぞり稚内大会が稚内空港公園特設会場で開催されました

大会には稚内や近郊、愛知や宮城など道内外各地から延べ89チーム、108頭の出場登録があり

真白な雪原を力走する犬とマッシャーの熱い戦いが繰り広げられました

初日は天候に恵まれ３頭引レース(3km)、２頭引レース、４頭引レース(6.4km)、

ウェイトプルレースをメインに、観客犬ぞり体験の犬ぞりチャレンジなどが行われました

僕は２日目のお昼頃から会場に行ったのですが

この日は生憎、午後から暴風雪で来場者も少なめでしたが

６頭引レース、１頭引レース、２頭引スプリントなどのほか

市民参加型のワンワンダッシュ、我が家の愛犬自慢など多彩なプログラムが行われました

また同時開催の冬の観光物産まつりでは塩ラーメンやシーフードカレー

ウニ焼きやたこ焼きなどの屋台も立ち並び賑わいを見せており

閉会式では恒例のカマボコまき大会で幕を閉じました

My One and Only Song #7 Fried Pride『MIDAS TOUCH』

「My One and Only Song」

僕が独断と偏見でチョイスした唯一無二の一曲

大好きな曲、思い入れのある曲、泣ける一曲などを心をこめて

一曲入魂でお届けするコーナーです


第７回目に紹介したのは

FRIED PRIDE『MIDAS TOUCH』(2006)

もともと山下達郎さんのオリジナルも好きでしたが

このフラプラのカバーを聞いてさらに好きになった曲です

“Midas(マイダス)”というのはギリシャ神話に出てくる王の名

このマイダス王はとても我儘な王様で、何よりも金が好きでした

ある日、右手で触ると何でも金になってしまうという力を神様から授かります

マイダスは「これはいい！」と国中のあらゆる物を金に変えていき

ついには自分の御妃まで金にしてしまいました

しかし、自分の周りのもの全てが金に変わってしまった時

「なんて愚かなことをしてしまったんだろう」と悔い改め全てを元に戻しました

この曲はこの神話になぞらえて恋に落ちた気持ちを歌ったものですが

神話の内容自体がストーリーになっているわけではなく

マイダスを比喩的なものとして扱っているんですね

例えば歌詞の中には他にも“メデューサ”や“セリーヌ”が出てきます

メデューサは睨んだ相手を石にしてしまうし

セリーヌはその声を聴いた船人の気を狂わせてしまいます

つまり恋も好きな人に見つめられたら固まってしまったり

声を聴いただけで心乱されてしまうことがある、というような意味で歌われているわけです

山下達郎さすがの詞世界です



Fried Pride『MIDAS TOUCH』


　その指が触れた途端に

　何もかも変わってしまう
　
　僕はもうあなたの虜　

　動けないMidas Touch


作詞・作曲／山下達郎

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類まれなる歌唱力を持つボーカリストshihoと超絶技巧のギタリスト横田明紀男の
2人からなるジャズユニット＝Fried Pride。６枚目のアルバムは初の日本語に挑戦！
JAZZ/ROCK/SOUL/POPというカテゴリーを遥かに超越した“フラプラ流ＰＯＰアルバム”完成！！オリジナルラブ「接吻」、ゴスペラーズ「永遠に」、井上陽水「リバーサイドホテル」、デルフォニックス「ララは愛の言葉」、シャカタク「Nightbirds」など洋邦問わずセレクトされ、それぞれの曲をオリジナリティ溢れるアレンジで聴かせてくれる。ちなみにカバーブーム（＝流行）とは全くベクトルの異なるアルバムです。

こちらもヤバイ！山下達郎さんのオリジナルが収録されている盤はこちら↓