Kennyのブログあれこれ

写真付きで日記や趣味を書くあれこれ

本(神楽坂の仇討ち)

2011-10-29 10:18:23 | 日記
10月29日(土曜日)晴れ

昨晩~今朝にかけて、読み終えた本。
時代もので面白い
。”神楽坂の仇討ち”

著者は

写真はZAKZAKから

好村 兼一(よしむら けんいち、1949年 - )は、日本の作家。

東京都生まれ。1970年東京大学在学中に
全日本剣道連盟派遣学生指導員としてフランスに渡り、
以後フランス在住。剣道を教える。
1978年貿易会社を起こす。

40歳を過ぎて歴史小説を書き始め、
何度か新人賞に応募ののち、
2007年にデビュー。剣道八段。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
少し詳しく経歴を調べたら

作家としては無名だが、好村兼一の名は剣道界では知る人ぞ知るものだ。
東大の3年生の時に指導員としてフランスに渡り、
通訳や貿易の仕事をしながらそのまま30年以上も仏剣道界を育て続けている。

「パリに渡ったことで、剣道を外側から見ることができました。
常時師事する先生がいないからこそ、独りの稽古(けいこ)で自分で考え、
少しずつ試しながら身につけていく工夫が必要でした。
日本のように大会が数多くあると、いかに相手を打ち負かすかという
スポーツになってしまい、武道として剣道をとらえにくいのかもしれません」

渡仏時は四段。
独り稽古を中心に八段に至った偉業は注目され、
著書『剣道再発見』ではその稽古法を紹介した。
基本に立ち返るとともに気や呼吸法を組み合わせ、精神性が重視されている。
「竹刀を振るのは筋肉ではありません。
体の芯から出てくる力を、ムチを振るイメージでしなやかに伝えていくことです」

身長は167センチ、体重60キロ。決して恵まれた体格ではない。
「若い時はスピードとタイミングで打って勝つと思いがちですが、
実際は勝ってから打つのです。
すばらしい剣道をする人は見かけのスピードではなく、
ここぞという機会で身を捨てて打ち切っています」

江戸初期の侍の姿を描いた『侍の翼』にも、
そんな武道観が主人公の生き方に映し出されている。
「剣道の原点を求めるうちに、剣術書や歴史書を読むようになり、
剣道を極めることと小説を書くことはつながっていきました。
剣道の奥深さは体感の世界ですが、
その深淵(しんえん)に届く小説を描いていきたい」

とあった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今回の小説も武士道の根幹にかかわる人物が学んでいく姿を
中心に書かれてあった!読みやすい小説である。

*************************************************************************