Kennyのブログあれこれ

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東北地方太平洋沖地震

2011-03-12 11:05:05 | 日記
3月12日(土曜日)

昨晩から今朝までTVをつけたまま寝たが?
ちょくちょく目が覚めて、朝はうつろであった。
ニュースが津波の被害の巨大さと凄まじさを伝えている。
波が襲ってきたのではなく、海全体が壁になって襲った感じだ。


毎日新聞の記事
地震:「阪神」の180倍規模…専門家「1千年に1度」

文部科学省の資料を基に作成。今回の地震で動いた領域の規模は不明。
 東北沖大地震は、記録が残る中で国内最大の規模(マグニチュード=M)8.8を記録した。
1995年に起きた阪神大震災(M7.3)の約180倍という、
とてつもない巨大地震。
気象庁によると、太平洋沖の岩手県から茨城県まで、複数の震源域が連動して動き、
巨大地震になったとみられる。
専門家は「死者1000人を出した
貞観(じょうがん)地震(869年)に匹敵する」と指摘する。

 M8.8という規模は、どれほどのインパクトを持っているのだろうか。
 地球の表面を覆う岩板(プレート)の境界では「プレート境界型」と呼ばれる巨大地震が起きやすい。
大きな被害をもたらした過去の東海地震、東南海地震、南海地震などはいずれもプレート境界型。気象庁は、今回の東北沖大地震も海側の太平洋プレートが陸側の北米プレートの下にもぐり込むプレート境界で起きた地震と分析する。

 これだけの規模になったのは、プレートのずれが大きかったからだ。
気象庁によると、今回、岩手県から茨城県までの南北約400キロ、東西約200キロがずれたとみられる。
地震は、ほぼ南と北方向から圧力がかかる逆断層型で、
ずれる面(断層面)に水平に押し合う力が働き、
上側の部分が断層面に沿ってずり上がった。
太平洋で起きるプレート境界型地震の典型的なパターンだ。
最初の地震後に、茨城県沖や福島県沖などで起きている地震は余震と考えられる。

 筑波大の八木勇治准教授(地震学)は
「少なくとも長さ500キロ、幅100キロ以上の断層が動いた。
ずれ幅は最大で8メートル前後。福島県沖に大きなひずみがたまっているところもあり、
複数の領域が一度に動いたと考えられる」と話す。

 古村孝志・東京大地震研究所教授(地震学)は「日本で起きる最大級の地震が起きた。
2005年8月に発生した宮城沖の地震(M7.2)のあと、震源域にずれ残った部分があり、そこが地震のきっかけになった可能性がある」と指摘する。

 今回の震源の近くに、過去に繰り返し起きてきた「宮城県沖地震」の想定震源域がある。
「今後30年の発生確率が99%」と予想されていた同地震の規模は「M7.5~8程度」で、今回のM8.8はその約90倍にもなった。
気象庁は、「宮城県沖地震の想定震源域も破壊された可能性はあるが、想定を大幅に上回る範囲で破壊が起きた」と分析する。
このように、広域で連動して起きた巨大地震は、
チリ地震   (1960年)、
スマトラ沖地震(2004年)がある。

 東北地方の地震に詳しい大竹政和・東北大名誉教授(地震学)は
「これに匹敵する地震としては、大津波を引き起こし2万人を超える
 死者・行方不明者を出した1896年の明治三陸沖地震。

余震は長く続くが、だんだん間遠になり、規模も小さくなっていく。
震源域が広範囲なため、各地に影響が残るだろう」と話す。

 今回の地震との類似性が指摘される貞観地震は、869(貞観11)年7月に発生した。
産業技術総合研究所の最近の解析によると、貞観地震の震源域は
宮城県沖~福島県南部沖の長さ200キロ、幅100キロ、地震の規模はM8.4と推定される。
政府の地震調査委員会の阿部勝征委員長は「今回の地震はすごい地震で言葉も出ない。貞観地震の再来かもしれない。
過去1000年に1回起きるかという巨大地震だ。
最近は、東海地震や東南海地震、南海地震に注目が集まっていたが、
東北地方の地震の見直しをしているところだった」と話す。

 さらに古村教授は、「この地震をきっかけに大きな内陸地震が起きる可能性がある」と指摘する。
過去には、1944年に東南海地震(M7.9)、46年に南海地震(M8.0)が続けて起きたが、その間にあたる45年に内陸で三河地震(M6.8)が起きている。

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これから、内陸地震が起こる可能性があるのであれば対策を取らねばならない!
明日から災害に備えての準備開始だ!

今日の読売新聞一面と最終面



恐ろしい光景だ!
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