3月22日(火曜日)
不安と悲しみの連続の日本列島。
何ヶ月か前の記事を思い出した。
悲しくて辛くて、立ち直れない……。
そんな時、脳には大きなストレスがかかっている。
「心と体を司る自律神経のうち、緊張モードを担う交感神経が、
絶えず活動している状態。
こうなると、眠る程度では脳の疲労がなかなか取れないのです」
と、東邦大学医学部教授の有田秀穂先生。
気分が落ち込んでいる時は寝ても覚めても鬱々、
そんな状態になりやすいものだけれど、それを緩和してくれるのが、
「“思いっきり泣く”こと。泣く直前、脳内では激しい興奮が起きます。
交感神経の活動が活発になって胸が苦しくなり、脈拍も速くなる。
これがピークを迎えると涙がどっと出てくるのですが、
この瞬間、交感神経の働きは沈静化して、
反対にリラックスをもたらす副交感神経が優位に。
一瞬でスイッチが切り替わるのです」
号泣して頭が真っ白……、そのつかの間に、
脳内では大がかりなリセットが行われている。
「泣くとなぜか気分がすっきりするのは、このスイッチング効果があるため。
辛い時は泣く。
これが脳を癒す最良の方法なのです」
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不安と悲しみの連続の日本列島。
何ヶ月か前の記事を思い出した。
悲しくて辛くて、立ち直れない……。
そんな時、脳には大きなストレスがかかっている。
「心と体を司る自律神経のうち、緊張モードを担う交感神経が、
絶えず活動している状態。
こうなると、眠る程度では脳の疲労がなかなか取れないのです」
と、東邦大学医学部教授の有田秀穂先生。
気分が落ち込んでいる時は寝ても覚めても鬱々、
そんな状態になりやすいものだけれど、それを緩和してくれるのが、
「“思いっきり泣く”こと。泣く直前、脳内では激しい興奮が起きます。
交感神経の活動が活発になって胸が苦しくなり、脈拍も速くなる。
これがピークを迎えると涙がどっと出てくるのですが、
この瞬間、交感神経の働きは沈静化して、
反対にリラックスをもたらす副交感神経が優位に。
一瞬でスイッチが切り替わるのです」
号泣して頭が真っ白……、そのつかの間に、
脳内では大がかりなリセットが行われている。
「泣くとなぜか気分がすっきりするのは、このスイッチング効果があるため。
辛い時は泣く。
これが脳を癒す最良の方法なのです」
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