けんけん日記 ~おもしろき こともなき世を おもしろく~

名古屋にて某会社を経営、その実態はトライアスリート&四国お遍路公認先達、そして「モノノフ」。(笑) 日常を綴っています。

高野山 次男と親子二人旅 2日目

2011年10月09日 | お遍路 同行二人
朝5時起床。




次男は爆睡中。

早朝の奥之院に行きたかったのですが、諸事情あって宿坊の朝の
勤行に参加する事に。5時30分、次男の布団を引っ剥がすものの
起きない・・・。相変わらず朝は手強い奴だ。

叩き起こし引きずって本堂へ。(笑)




この時期、高野山の朝は寒い。吐く息も白い。
身が引き締まる寒さの中、1時間の勤行。




その後、朝食。私は精進料理。




次男にはウインナーとか玉子焼きとかありました。
またも机に並べ直して、いただきま~す。




宿坊を出たのは8時。先ずは奥之院へ行きました。
ここは入り口の一の橋。(注:杖は地面についておりません)



入り口近くで迎えてくれるのが司馬遼太郎氏文学碑。
高野山について司馬遼太郎氏の言葉で書かれています。




20万基と言われる墓が並んでいます。
織田信長、豊臣秀吉を始め歴史に名を残す人の墓も沢山あります。




織田信長の墓石。




伊達政宗の墓石。




めちゃ大きい。




奥之院が見えました。身体に緊張が走ります。
ここでお大師さまが入定し、今も禅定を続けてみえます。
四国歩き遍路を無事結願できたことを報告し感謝を伝えました。
これで満願成就です。




奥之院参拝後は、大師協会にて受戒を受けました。およそ30分、
真っ暗な部屋の中でお大師様の教えを授かります。
小さな子にはちょっと怖いかも。




金剛峰寺に到着。




高野山真言宗総本山です。




参拝後はお寺の中を拝観。見事な石庭でした。




大広間にて曼荼羅を眺めながら御茶を頂きました。




お昼ご飯。連休中のためか人出が多く、お店に入るのも大変。何軒も
入れず、このお店にやっと入れましたが、このお店も私達で店仕舞い
でした。全部売り切れです。




昼食の後は大伽藍へ。伽藍とは僧侶が集い修行をする閑静清浄な場所。
目に飛び込んできたのは朱の鮮やかな根本大塔。




それにしても朱の迫力の凄さ。そこに濃い緑が映える。
拙い技術の私の写真からでも伝わるのではないでしょうか?




美し過ぎて固まってしまいました。素晴らしい。感動した。
次男もこれには本気で感動したようです。

塔内を拝観しましたが、そこには立体の曼荼羅世界が・・・。
これも素晴らしい。どういう言葉で表現したらいいか分からない
くらいです。




霊宝館。金剛峯寺をはじめ一山に伝えられている貴重な文化遺産を
保護収蔵し、一般公開されています。お宝をいっぱい見させて頂きま
した。

ここまで見学して、時間の都合でもう帰宅準備に入らなくてはならなく
なりました。あと、徳川家霊台だけは見ておきたかったのですがここで
高野山巡り終了。全部見られなかったのは残念ですが、また来ます。




家族へのお土産を慌てて購入し、高野山駅行きのバスに飛び乗る。




高野山駅到着。
次男が抱えているのは家族へのお土産。




ここからケーブルカーに乗ります。
超急斜面の駅。こんな駅は初めて。
次男も興味津々。




斜めに傾いた電車がやってきました。
ギャラリーからは歓声も。(笑)




電車の中も階段状になっています。
ケーブルカーは一駅で終わり。
電車を乗り換え30分。




九度山駅に到着。
ここから1キロちょっと歩いて、




出発地点の車に無事帰還。

ここから車で自宅へ向かう。
予想通り四日市インターを頭に20キロ以上の渋滞にハマりながら
何とか無事到着。

次男は超バテバテでした・・・。

次男よ、お疲れ様でした。
苦行でもあったけど、楽しい旅行だった。

父子二人旅。お父さんにはとても幸せな2日間でした。
ありがとう。




家族にお土産を渡して、すべての任務終了。
さっさと布団に潜ったのでした。

ちなみにお土産は「生ごま豆腐」と「かるかや餅」でした。




コメント (2)
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