稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

出稽古について思うこと

2017年10月15日 | 剣道・剣術
長正館のうちの先生は弟子が出稽古に出かけるのを極端に嫌がる。
私など元は難波の養正会だし、その前は関東や東北で稽古してたし、
そういう意味で流れ者剣士なので長正館そのものが出稽古だったのである。
つまりは一刀流を学ぶついでの剣道稽古だったわけだ。
長らく難波の養正会がメインだったが、今は長正館がメインである。
(所属は複数だが、審査や講習会の申し込みは長正館だということだ)

遠慮はしない。どんどん出稽古は行くつもりだ。
いずれにしろ四段ぐらいからは機会があれば出稽古は行くべきだと思う。
色々な剣風の中で自分の剣道を見直す良いチャンスだと思うからだ。

さて、出稽古に行くと気をつけることがある。

1)礼儀
2)指導しない
3)正しい剣道をする

礼儀は当たり前。正しい剣道は気持ちの良い剣道ということだ。
勝負にこだわって見苦しい稽古をしてはならない。

ところが案外「指導しない」が守られていない場合がある。
他所の道場で、断りも無く、そこで指導したりすることは言語道断。
欠点に気がついたとしても絶対に矯正したりしてはならない。

私の場合は褒めるだけ。
「元気があっていいねえ」「良い小手を打たれた、ありがとう」
「面が真っ直ぐでいいねえ」「打ちが早いねえ、まいった」
などなど、良いところだけを見つけて褒めてあげる。

これ、守ってないと、必ず陰口言われますよ。
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