頑張れ!じゃがいも3兄弟!自分に甘く、子供に厳しい親父の日記パート2

この日記は、子供達の日々の成長や反省を書き綴り、子供達の成長を真に願う方々と熱く語れる場になればと思い作成しました。

2015年09月13日 | 日記

昨日、ちょっとだけ成長を感じたことがありました。

寮に送る前、大悟が、私や相乗りしていた小学生に是非とも食べて帰って欲しい物があると言って、高校の大先輩が経営する豚どんどん屋に行きました。

この豚丼、本当に美味しくて、私は大盛りのセット、大悟や大和は特盛を食べたのですが、途中、先輩が大悟に気づいてか、ジュース等のサービスをしてくれました。

とある重量級の子なんかは、大盛り2セットを注文したりして、美味しいと言ってモリモリ食べてくれる弟や後輩の姿を見て、大悟も嬉しそうでした。

そんな中、注文しすぎた子がいて、途中で気分が悪くなってしまいまい、なくなくギブアップして帰ることとなりました。

すると、大悟が、

ちょっと待って、僕、まだ食べれるから食べたるわ。

と言って、後輩が食べきれなかった豚丼の残りを食べたんですね。

正直、『えっ!?』と思いました。

大悟も特盛を食べていたし、後輩が残していたのは、完全に食べさしの丼でしたから。

ご飯を残さず食べるのは当然のことで、何を感心するのかという話なんですが、大悟は、後輩が来てくれたからといって何も言わずに心付けをしてくれた先輩からの恩、そして、自分が連れて行った店で、美味しいと言って食べてくれた後輩達に恩を感じて、絶対に残すわけにはいかないと思ったんだと思います。

恩や情って本当に大事にしなければならないと思うんですが、まずは、人から恩や情をかけられているということに気がつかないとそれに応えることは出来ません。

何でも当たり前になっていると気がつかなくなってしまうことってあります。

この度も、親元にいる時には絶対になかったことで、大悟も当たり前が当たり前ではない生活の中で、いろんなことを勉強させて貰っていることがうかがえました。

今更ながら、当然、子供達には、柔道が強くなって欲しいという気持ちはあります。

恩を忘れ、損得勘定で行動したり、仇で返すようなことはせず、人から受けた恩、情を重んじて行動する人間になって欲しいと願います。

大悟、頑張れよ。