愛情の裏返し

若手の実習生を指導していた話。

昨日で一ヶ月の実習期間が終了しました。

残念ながら一ヶ月前と比べて何ら成長を感じることもなく、又、先輩、上司としては『やる気』を起こさせてやらないといけないところ、ガミガミ言っていただけの一ヶ月で、終盤においては、すねたり逆ギレする姿も見受けられ、自分の力ではどうしょうもありませんでした。

周囲の人間は、相手にするなと無視、無関心を貫いていましたが、本人にとってはどうだったんだろうか。

愛情があるからこそ厳しくするのに…。


ま、その時々では分からんもんなんですかね…

自分も若い頃にガンガン厳しく指導して貰ってたけど、あの時は厳しくして貰って良かったななんて思えたのは何年か過ぎた後やったすから…。

柔道でも仕事でも、人を指導するということは本当に難しいもんです。

十人十色で、これをしていたら大丈夫というマニュアルなんてありません。

ただ、自分自身は自分の子供と同様に厳しく接するのが愛情表現だと思っています。

仕事でも柔道でも、こんなおっちゃんの思いが伝わってたらいいのにな。